ニュース
» 2018年01月25日 17時53分 公開

『だがしかし』の「梅ジャム」回が無料公開に 製造終了しても「私達にできるのは変わらず梅ジャムを愛し続けるってこと」

梅ジャムの製造終了を受け、Web漫画サイト「サンデーうぇぶり」が無料公開。

[黒木 貴啓,ねとらぼ]

 梅の花本舗の駄菓子「梅ジャム」が2017年12月をもって製造終了していた事実を受け(関連記事)、駄菓子漫画『だがしかし』(コトヤマ)の梅ジャムを扱った回をWeb漫画サイト「サンデーうぇぶり」(小学館)が無料公開しました。

 梅ジャムは1947年に高林博文さんが開発した、梅肉に砂糖やでんぷん、小麦などを加えて煮詰めたペースト状の駄菓子。70年に渡って高林さんが1人で作り続けていましたが、87歳で体力の限界を感じたことなどを理由に年末に引退へ。2018年1月25日に製造終了のニュースが報じられるや悲しみの声が広がり、Twitterではトレンドワード1位に「梅ジャム」が入りました。

だがしかし 梅ジャム 製造終了 無料公開された『だがしかし』第46かし「梅ジャム」(公開ページ)(C)コトヤマ/小学館

 無料公開された『だがしかし』の第46かしは、駄菓子マニアの社長令嬢・枝垂ほたるが「梅ジャムの後継者になる旅に出る」と言い出す話。梅ジャムは高林さんが創業から1人で作り続けて後継者も作っていないことから、無くさないために自分が職人になると、梅ジャムの魅力を熱く語る内容です。今から2年以上前に描かれた話ですが、まるで今回の件を予見していたかのようだ……。

だがしかし 梅ジャム 製造終了 後継者になると言い出す枝垂ほたる(C)コトヤマ/小学館

だがしかし 梅ジャム 製造終了 2年以上前にこの事態を危惧していたほたるちゃんすごい(C)コトヤマ/小学館

 注目すべきは話の最後。高林さんには息子がいるのに店を継がせる気がなかったらしく、その理由が本人の言葉を借りて紹介されます。これを受けた枝垂ほたるは一言、「私達にできるのは、変わらず梅ジャムを愛し続けるってことなのね…」。製造終了にさみしさを覚えた人の胸に響く言葉となっているので、ぜひ無料のうちに読んでみてください。

 なお作者のコトヤマさんはTwitterで梅ジャム製造終了に対し、「『製造終了する前に描かせてもらえてよかったなあ』とか言っていいものなのか、難しくて悩んでしまいますね。お疲れ様でした、ありがとうございました」とツイートしています。

黒木貴啓


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2205/25/news162.jpg この写真の中に1人の自衛隊員が隠れています 自衛隊が出したクイズが難問すぎる……「答え見ても分からない」と人気
  2. /nl/articles/2205/28/news020.jpg 「トップガン」はなぜ「トップガン」なのか? 「トップガン マーヴェリック」でオタクが悲鳴を上げ歓喜した理由
  3. /nl/articles/2205/28/news071.jpg 幸せそうな顔だ! 久慈暁子、結婚発表後初のインスタ更新で夫・渡邊雄太見守る観戦中の笑顔ショット公開
  4. /nl/articles/2205/27/news130.jpg 鳥居みゆき、キャンプを楽しむ1枚に青白い顔 “ホラー風”ショットに「全く知らずに見たら怖すぎる」
  5. /nl/articles/2205/27/news012.jpg 利害が一致した柴犬&子猫コンビ “ごはん”のときだけ息が合う姿に「見事なシンクロw」「笑っちゃいました」の声
  6. /nl/articles/2205/28/news068.jpg 胃がんステージ4のバレー代表・藤井直伸、清水邦広&福澤達哉と再会ショット つらい治療の中で「最高の薬です!」
  7. /nl/articles/1809/23/news019.jpg 炊飯器いっぱいに炊けまくった米…! 「5.5合炊いて」が生んだ悲劇に「全米が泣いた」「笑いすぎてしんどい」
  8. /nl/articles/2205/28/news065.jpg 漫画家急病でセクシーな女性がサツマイモの画に 「単行本では必ず修正します」
  9. /nl/articles/2205/27/news033.jpg 禍々しい136体の妖怪像が話題 学芸員が「なんのために作れられたのか不明」「類例は見つからず」という造形物が謎すぎる
  10. /nl/articles/2205/28/news063.jpg ともさかりえ、「キンキーブーツ」応援で“一方的な攻撃”受ける 根拠もないうわさで「金田一の頃も苦しめられた」

先週の総合アクセスTOP10

  1. 誰にもバレずに20年 別荘を解体中にバスルームから“とんでもないモノ”が見つかる 「わけがわからない」と困惑
  2. 「チコちゃん」マナー講師が炎上で、エガちゃんの株が上がってしまう 「エンタメの見本」「エガちゃんはやっぱり偉大」
  3. 「だめだお腹痛い」「大爆笑しました」 榎並大二郎アナ、加藤綾子に贈った“ガチャピン人形”が悲惨な姿になってしまう
  4. ジャガー横田、愛車・BMWが高速手前でエンスト 九死に一生も原因不明の故障に「新車でまだ一年半なのに…」
  5. 「志摩スペイン村」微塵も人がいないのに突如トレンド入り 「にじさんじ」周央サンゴの“正直すぎるレポ”で話題に
  6. キンコン西野、“勝手に出された婚姻届”にまさかの展開 証人欄にはお世話になっている「森田一義って名前が」
  7. 「ゆっくり茶番劇」商標取得者の所属コミュニティーが声明 商標権の完全放棄を要求
  8. 中村江里子、174センチの長女&181センチの中学生長男に驚く声 「足ながっ!!」「モデルになれそう」
  9. 「志摩スペイン村」がトレンド入り→公式ホテルの予約が急増とさらなる展開へ 広報「すごいことが起こっているぞと思った」
  10. 華原朋美、デザイン手掛けた黒ミニドレスを披露 「本当に痩せて綺麗になって」「全てが可愛すぎました」と反響