「梅ジャム」製造終了で高額転売相次ぐ 20倍以上の値が付く例も

「梅ジャム」は通常10円ほどで販売されていました。

» 2018年01月26日 16時46分 公開
[ねとらぼ]

 2017年12月に製造が終了した梅の花本舗(東京都荒川区)の「梅ジャム」(関連記事)が、フリマサイト、オークションサイトなどで転売され高額で売買されています。


梅ジャム 梅の花本舗「梅ジャム」(楽天市場より)

 通常10円ほどで販売されていた「梅ジャム」ですが、フリマアプリのメルカリでは40個入り1箱のものが1000円から5000円ほどで販売。オークションサイト「ヤフオク!」では同じものが1万円以上の値が付きなおも入札が続くなど、10倍以上の高額で売買される例も散見されます。


梅ジャム 4555円で販売(メルカリより)

梅ジャム 1万円を超える例も(ヤフオク!より)

 「梅ジャム」は梅肉に砂糖、でんぷん、小麦などを加えて似たペースト状の駄菓子で、発売は1947年。唯一の作り手である高林博文さん(87)が体力に限界を感じ創業70年の節目に引退を決意しましたが、後継者もいなかったため製造終了に至りました。

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