コラム
» 2018年02月09日 11時00分 公開

【10秒雑学】Amazonで“人間ではない者”が書いた本が買える

バージョンによって著者名が変わるのが不思議。

[ねとらぼ]

 10秒で読める雑学のお時間です。今回のテーマはこちら。

Amazonで“人間ではない者”が書いた本が買える


「God」の著作一覧ページ。やはり聖書関係が多いようです(Amazonより)

 「神の霊感を受けた人物らが執筆した」などと伝えられているキリスト教の聖書。本としては異色の成り立ちであるためか、著者名をはっきりさせるのはなかなか難しいようです。

 Amazonで英語版の聖書を探すと、著者として「God(神)」「God the Father(父なる神)」がクレジットされているものが出てきます。一般的な本の著者は人間ですが、聖書の場合は事情が複雑になってしまうらしく、中には「著者名が『Bible(聖書)』の聖書」も。本自身が書いた本、という意味にも受け取れますが……どういうことなんだろうこれ。


こちらの著者はGod、God the Father。2人で共著したような書き方(Amazonより)


Bibleが書いたHoly Bible(Amazonより)

 ちなみに、筆者が確認した限り、日本語版で著者とされているのは共同訳聖書実行委員会、日本聖書協会といった団体。人間名義で出版されることが多いようです。ただし、バージョンによっては著者が無記名で、これらの団体が翻訳、編集扱いになっている場合もあり、表記はまちまち。やはり聖書の世界は、人間の浅知恵で理解できるものではないのかもしれません。


こちらの日本語版聖書では、人間の団体が著者に(Amazonより)


別の聖書では同団体が著者から外され、編集、翻訳にまわっています(Amazonより)

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