路上に毛が散乱 イギリス首相官邸と外務省の“ネコ"が路上でケンカを繰り広げる

» 2018年02月24日 18時47分 公開
[haruYasy.ねとらぼ]

 イギリスの首相官邸と外務省の間で熾烈な縄張り争いが繰り広げられたそうです。その主役は2匹の猫さん。

 ケンカを繰り広げているのは首相官邸で暮らしている「ラリー(Larry)」と、外務省で暮らしている「パーマストン(Palmerston)」の2匹。ネズミの捕獲担当として「ネズミ捕獲長」という正式な役職が与えられている猫です。

 この2匹が路上で壮絶なケンカを繰り広げていた様子を伝える写真がTwitter上に投稿され、ちょっとした話題になっています。

 写真を公開しているのは英国のニュース番組「Good Morning Britain」の記者であるジャーナリスト、ニック・ディクソンさん。「今朝、ダウニング街で起こったドラマ」と題して、ラリーとパーマストンが至近距離で睨みあっている写真が公開されています。

パーマストン(公式Twitterより)

 ラリーとパーマストンの不仲ぶりは英国ではよく知られており、ケンカに発展したのは今回が初めてというわけではありません。しかし、もう1枚の写真をみると、路上には毛が散乱しており、今回のケンカの激しさが伝わってきます。ケガしてないといいけど。

 外務省猫「パーマストン」には公式Twitterが開設されており、定期的にお仕事をしている様子が伝えられています。興味がある人はフォローしておくといいかも。

 英国では1500年ごろから官邸で猫を飼う(雇う)習慣があったそうで、現在の「ネズミ捕獲長」という役職が正式に設けられたのは1924年から。100年近く続く伝統あるお仕事なのです。

 ちなみにラリーは11代目の首相官邸猫となっており、過去にサボりすぎを理由に更迭され、後任となった12代目の引退を機に復帰したという歴代猫では珍しい経歴。

 パーマストンは2016年に初代外務省猫として就任して、これまでに多数のネズミを捕獲する成果を挙げているそう。ほかには大蔵省でグラッドストンという黒猫が役職についているそうです。

春山優花里@haruYasy.

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  2. 「地獄絵図」「えぐすぎやろ……」 静岡・焼津市の地下歩道が冠水 “信じられない光景”にネットあぜん
  3. 「なんで欲しいと思ったんですか?」 酔った勢いで購入 → 後日届いた“まさかの商品”に反響 「理性あったら買わないw」
  4. 友人にメダカと睡蓮をあげる→3年後に見に行くと…… 想像を超える“楽園”に「こんなに……!?」「めちゃくちゃ綺麗」
  5. 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほどの変貌が379万表示「そこだけボッ!ってw」 半年後の現在について聞いた
  6. 「24時間テレビ」ラストスパートでのやす子へのわいせつ行為に非難 「胸触りにいってる」「気持ちが悪い」
  7. 「これ600円なの?」 大谷翔平が長く愛用しているデコピンの“おやつ入れ”、始球式で注目「おそろだった」「真美子さんが選んだのかな」
  8. 明石家さんま、69歳バースデー迎え長男から幸せ呼ぶ“輝かしいプレゼント” 同席した元妻・大竹しのぶは「最高の笑顔でした」
  9. 300円で購入した格安熱帯魚を、1年じっくり育てたら……宝石に化けた「価格に見合わない」激変に「ダイヤ感出て綺麗」「ラメがすごい」
  10. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」