ジャンプ100作以上が2カ月無料で読めるサイト「ジャンプPARTY」始動 連載20作にDBやジョジョなど広く網羅
ジャンプ創刊50周年を記念した大型企画。「この企画はジャンプ愛で成立している」(by集英社)
集英社の少年漫画誌『週刊少年ジャンプ』の創刊50周年を記念して、100タイトル以上のジャンプ作品を無料で読めるスマホ向けキャンペーンサイト「ジャンプPARTY」が3月5日〜5月11日の期間限定でオープンしました。
作品のラインアップは、『DRAGON BALL』『ジョジョの奇妙な冒険』『キャプテン翼』『キン肉マン』といったレジェンド漫画を始め、『ONE PIECE』『HUNTER×HUNTER』『僕のヒーローアカデミア』『約束のネバーランド』など現在連載中の20作品、さらには『レベルE』『黒子のバスケ』『逢魔ヶ刻動物園』のような連載作家の過去作を中心に網羅。基本的に連載作品は最新刊近くまで、完結作品は一部絞られているのを除いては全話、計約2万話が読めるようになっています。
閲覧にはログインやサイト内コンテンツで手に入る「チケット」が必要。1枚につき漫画1話分が24時間読めるようになります。
チケットは毎日8時・20時に最大4枚まで回復するほか、ジャンプのキャラが登場する5種類のミニゲーム「ミッション」や、「●人を友達にすると●枚ゲット」といった「クエスト」をクリアすることでもらえる仕組み。チケットの入手に料金は一切発生せず、無課金・広告無しのサイトとなっています。



サイトの大きな特徴の1つが、他のユーザーと協力したり交流したりすることでより多くの漫画が読める点。他のユーザーと最大50人までの「パーティー」を組んで、チャット画面で「実写化してほしい作品は」といった運営からのお題に答えたり、みんなで「ミッション」をクリアしたりすることで「友情チケット」がもらえます。消費すると、同じパーティー内のユーザーがすでに読んだ話を24時間“借り”て読めるようになる仕組みです。
100タイトル以上のジャンプ作品が公式に無料で読める企画は、集英社では初の試み。一方、ただ無料にするのではなく「チケット1枚につき1話」「パーティー」「友情チケット」というシステムを導入したのはなぜか。「今のデジタル世代の少年たちに向けた、ネット上の『遊び場』を作ってみたい」と、集英社・デジタル事業部の森通治さんは狙いについて説明します。
「『週刊少年ジャンプ』はこれまで、90年代は子どもたちが学校や公園で今週のジャンプの面白かったことを盛り上がって話すなど、“場の共通の話題”として文化に根付いてきました。しかし今はスマホの普及率が20・30代で90%を超え、漫画自体の楽しみ方が変わってきています」
「そこで50周年を迎えた今、次のジャンプの楽しみ方として“今の時代の少年たち”に寄せた新しい体験を提供したいと考えました。過去に子どもたちが今週のジャンプについてわいわい話していた様子を、ネットでも新たな形で再現したい。またいろんなジャンプ作品に自然と触れてほしいということで、SNS要素や『友情チケット』などを取り入れています」
また今回の無料公開は、全ての作者に「50周年のお祭り」ということで理解をもらいながら許諾を得ているとのこと。「集英社側はもちろん、そうした作者も含め、この企画はジャンプ愛で成立している」と森さん。「次の漫画の形は僕らもわかりません。ソーシャルの力を借りながらいろいろチャレンジすることで、手応えを感じて、探っていきたいです」
少年漫画誌で国内最大の発行部数を誇るジャンプが50周年に打ち出す大型企画。人気作品を楽しむだけでなく、新しい形の「漫画の盛り上がり方」が生まれるのか、そちらにも注目です。
(黒木貴啓)
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