怪植物「マンドラゴラ」が同居人を看病 いい話かと思ったら、無事に出会えた理由がものすごく下世話だった

引き抜くと悲鳴が上がり、聞いた者を発狂させるという伝説のある植物ですが?

» 2018年03月10日 20時00分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 マンドラゴラ(マンドレイク)は実在するナス科の植物ですが、「万病に効く」「根が人の姿をしている」「引き抜くと悲鳴を上げて聞いたものを発狂させ死に至らしめる」といった伝説も有名です。そんな(伝説の方の)マンドラゴラと女性の共同生活を、漫画家のつきよみ(@marian_oga)さんが漫画にしてTwitterで公開しました。なぜそんな恐ろしいものと一緒に、平然と暮らせているのだろう。



1P そもそも女性はどうやってマンドラゴラを抜いたのか

 作中のマンドラゴラは、頭から草が生えた全裸の青年のような姿。足をタライに漬けて、家主の女性に水耕栽培されて暮らしています。そんなある日、彼女の病気を察したマンドラゴラは、足先から生えた根を薬として差し出し、煎じて飲めと勧めるのでした。あ、想像してたより優しい?


2P 女性はちょっと口が悪い

 口が悪い女性と少々ピリピリした会話をしながらも、両者は平穏に暮らしている様子。ここで気になるのが、「女性はどうしてマンドラゴラを抜いたのに生きているのか」。実は、女性は植物の正体を知らずに抜き、そのときマンドラゴラも叫ばなかったことが会話から明らかになっていきます。「俺は百年土の中で孤独だった」とマンドラゴラ。そうか、孤独に耐えがたくて女性に救いを求めた的な、しんみりした話なのか?


3P しんみりしたいいムード

 そんな想像は、最後のページであっさり裏切られました。マンドラゴラは寂しさをみだらな妄想で埋めていたところを引き抜かれ、驚きのあまり叫べなかっただけだったのです。なんだその「エッチな本を見ていたらカーチャンが部屋に入ってきた」みたいな真相は。


4P いい話になるなんてことはなかった

 漫画は「3ページ目から4ページ目への落差がすごい」と好評を博しました。その後つきよみさんは続編を投稿。優しいマンドラゴラと野放図な女性の、不思議な関係がますますシュールに描かれています。



画像提供:つきよみ(@marian_oga)さん

(沓澤真二)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」