「それラスボスじゃねええええ」 ゲーマー女子がクラスメイトにツッコむ漫画「隠せないオタク」が本当に隠せてない
ラスボスは意外なところに隠れてる……?
待ちに待っていた人気ゲームタイトルが発売されたら――夜更かしするほど熱心に遊ぶゲーム好き女子生徒がRPGあるあるをツッコむ漫画「隠せないオタク」がTwitterで人気を集めています。“隠せないオタク”とは彼のことだったか……。
学校の授業中にも、6年もの間待ってようやく発売された新作ゲーム『ドラゴニックファンタジア10(略して、ドラファン10)』の素晴らしい出来を思い出して感慨にひたる女の子。そこに隣の席から「昨日全クリした」「今回二週目の引き継ぎなかったぜ」という男子の声が聞こえてきます。……動揺する彼女のわかりやすさったらない。
「えっ…いや…ありますけども!」「クリア後に『NEW GAME』押せば出てきますけども!」と心の中でのツッコミが止まらない、クリア済みの彼女。さらにレベル40くらいでクリアしたという声には「え!? 今回のラスボス40じゃ無理でしょ!!」とツッコみ、「ラスボス人間のおっさんだったー」という男子のネタバレには、「それラスボスじゃねええええ(よくある前座キャラだからああああ)」と本当のネタバレを心の中で全力で叫びます。間違えがちなやつ!
そしてスタッフロールが短いという声も飛び出し、「その後続くパターンなのにいいい!!」と言いたくてたまらなくなる女の子。すると、さすがに話し声が聞こえたのか世界史の杉崎先生が振り返って「何を話してる」と注意したと思ったら、「『ドラファン10』はスタッフロール後から本番だろ」と思わぬところからのマジなツッコミが(!)。あ、これガチな人の目だ……!
それで終わらない先生は熱心な表情のまま、まるで世界史を教えるかのように黒板にワールドマップを描いて、追加されるクエストと真のラスボスについて説明。続けて「ちなみに真エンディングは計3種ある」と、女の子も知らない上位の情報まで教えるのでした。隠せない一番のオタク、いやゲーマーは彼だったか……。
投稿したのは、さまざまな創作漫画を公開している漫画家の反転シャロウ先生(@sharoh_hanten)。2017年にTwitterで公開され話題になった『JKと捨て子の赤ちゃん』や、『先生のやさしい殺し方』などの作品を公開・連載中で、前者は3月10日にコミックス第1巻が、後者は3月22日に第2巻が発売となります。
コメントでは「こんな先生が欲しかった……」「この教師最高かよ」とゲーム好きからの熱い支持を得ていて、中には「似たような教師いたな……」と杉崎先生のような学校の先生に心当たりがある人からの声も上がっています。
画像提供:反転シャロウ(@sharoh_hanten)さん
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