骨と実物のギャップよ……! 頭骨だけならカッコいいと思った動物がことごとく骨格詐欺だったと話題に
パネマジレベルの詐欺。
頭骨だけなら「絶対にカッコいい!」と思ったのに、実物を見たらイメージがことごとく違った――というイラストのツイートが話題になっています。これもう完全に別の生物ですよね……!?
ツイートしたのは滋賀県の「石田三成CM」、PiTaPaの「記憶イラストリレー」などを手掛けたアートディレクターの藤井亮(@ryofujii2000)さん(関連記事)。仕事で動物の頭骨の資料を探していた際に気付いた「カッコいい! こいつはヤバい! と思った頭骨の正体がことごとくイメージと違った」件をイラストで紹介しています。
早速藤井さんの投稿を見てみると、まず登場したのは、人間のようなフォルムの頭骨に二つの牙が付いているもの。特筆すべきは中央に位置する大きなの一つの穴で、これを見た藤井さんは大きな一つ眼でゴリラのような鼻を持ち、口から牙が生えた妖怪のような生き物だとイメージしました。ところがこの頭骨の持ち主はゾウ。想像とは全く違うかわいらしい姿です。
どうしてこうなってしまったかというと、一見眼窩(がんか・眼球の入る穴)だと思われた大きな穴が実は“鼻腔”だったからで、しょっぱなから期待を裏切ってきます。
続いて登場したのは面長な顔にしっかりとしたアゴ、ドドーンと牙が8本くらい生えている頭骨。先ほどよりも「コイツはカッコいいに違いない!!」と思わせてくれるフォルムに藤井さんはモンスターハンターに出てきそうな雄々しいドラゴンを連想しました。ところがこの骨の持ち主はカバ。ボヤ〜ッとした緩い顔のカバです。なんでだよ……!
こうした結果から藤井さんは「ってことは絶対にヤバくてカッコいいはずのこの人たち……」と恐竜の頭骨を描き、ボケーッとした覇気のない表情を浮かべるT-REXを連想。お世辞にも強そうとかカッコいいとかと言いにくいその姿に「なんか……期待できない……」と締めくくっています。
このツイートには「あるある」「これほんと思うw」と共感の声が集まった他、「めちゃくちゃ共感しました。ほんと骨格詐欺の生き物多いですよね」と悪魔的な姿に見えるキリンの頭骨や一見鳥に見えるマッコウクジラなどの頭骨のイラストを投稿する人も登場。藤井さんは「骨格詐欺集ほしくなりますね」とつぶやいています。
なおゾウとカバは哺乳類で恐竜は(種類によっては)爬虫類に分類されるという考えもあるため、骨格詐欺には当たらないのではないかというマジレスも寄せられています。何はともあれ、やっぱり恐竜にはカッコよくあってほしいなぁ。
画像提供:藤井亮(@ryofujii2000)さん
(Kikka)
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結論:プロはすごい。
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