ホストの給料ってどうやって決まるの? 源氏名の決め方は? 準ミスター東大がホストクラブに体験入店してきた(1/3 ページ)

天に二物も三物も与えられた準ミスター東大は、ホストクラブでも輝けるのか?

» 2018年03月29日 12時00分 公開
[大原絵理香ITmedia]

 ミスター東大コンテスト2017で準ミスターに輝き、現在はミスター日本一を決めるミスターオブミスターのファイナリストになっている、東京大学教養学部理科I類2年の田中智大くん天に二物も三物も与えられた彼は、やはりどんな場所でも輝けるのでしょうか?

 (いろいろな意味で)日本一輝いている場所といえば、新宿・歌舞伎町。そんなギラギラとした街でひときわギラギラとしているのが、ホストクラブ。そんな安直な考えから、今回は田中くんに、ホストクラブに体験入店をしてもらうことにしました。


ホスト体験 ミスターオブミスターファイナリスト、東大2年の田中智大くん(ミスターオブミスター公式サイトより)

 とはいえ、ホストについては右も左も分からない田中くん。ということで今回は、ホストクラブグループ大手の「groupdandy」で、2017年度年間指名本数No.1に輝いた「CANDY」代表取締役の心之♂友也さんにメンターとしてご協力いただくことに。


ホスト体験 ホストに変身前の田中くん(左)と、指名本数(女性から指名された数)が1457本という驚異の記録をもつ友也さん(右)

 年間指名本数No.1ということは、グループ総勢700人の中で1位に輝いたという、名実ともに“頂点”に君臨するホストです。今回はそんなナンバーワンホストの友也さんに、ヘアメイクから、ホストの心得、そして接客術まで、ホストの基本を全て教えてもらいました。


ホスト体験 心之♂友也さんの宣材写真

ヘアメイクして宣材写真を撮影!

 まず向かったのは、ヘアサロン「backstage」。夜の職業の方のヘアメイクを中心に営業しているお店です。ホストのみなさまの出勤に合わせて18時頃から混むらしく、この日もほぼ満員。毎日ヘアメイクを変えるホストもいれば、いつも同じヘアメイクのホストもいるそうです。

 友也さんは、その日によって変えているようで、この日は「巻き」スタイルを、対して田中くんは完成イメージもなかったため、「ホストっぽく、代わり映えするように」というオーダーをしていました。

 慣れた手つきで、田中くんのヘアメイクを進めている店長さんによると、ここ数年で一昔前のいわゆるギラギラしているようなヘアメイクをするホストは減っていて、原宿系のような、ちょっとカジュアルめなスタイルがスタンダードだそうです。


ホスト体験 スピーディーに仕上げていきます

 田中くんの隣では、友也さんが慣れた手つきで自身でメイクを行っていきます。多くのホストは自分でメイクをしており、コンシーラーやファンデーションは当たり前、涙袋やホクロを描いたりして、よりホストらしい顔、より個性的な顔に近づけていくそうです。


ホスト体験 友也さんは主にアイラインで力強い目元に仕上げていくそうです

 ヘアメイクが終わったあと、向かったのは、「groupdandy」御用達のフォトスタジオ「うにスタジオ」。通常の体験入店ではホストクラブの店内で見かけるような宣材写真は撮らないのですが、今回はより気分を盛り上げてもらうために、田中くんには宣材写真にも挑戦してもらいました。カメラマンさんの指示通りにポージングをいくつかしていき、最後に写真を選びます。

 「ホストとして商品として、どう見られるかを意識しながら選んでいくといいですよ。自分が好きな自分の写真ではなく、ホストとしていい写真を選ぶのがポイントです」と友也さん。「ホストとしていい写真」がどれなのか分からなかった田中くんは、素直にカメラマンさん、友也さんに選んでもらっていました。


ホスト体験 かわいい系ホスト、かっこいい系ホストでポージングも変わってくるそうです


ホスト体験 その場ですぐにチェックしたり修正したり、とてもスピーディーに行われていきます

 そうして出来上がったのがこの写真。よりホストらしい宣材写真に近づくように、指の太さや輪郭などを少しだけ修正してもらっています。


ホスト体験 田中くんの宣材写真が完成!

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/18/news202.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. /nl/articles/2412/20/news023.jpg 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  3. /nl/articles/2403/21/news088.jpg 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. /nl/articles/2412/21/news038.jpg 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. /nl/articles/2412/21/news056.jpg 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  6. /nl/articles/2412/21/news088.jpg 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  7. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  10. /nl/articles/2412/17/news195.jpg 「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」