桃太郎「きびだんごでの支払いは難しいでしょうか?」 童話や妖怪の世界が舞台「異世界の見積書」が秀逸
MAILER-DEAMON「即レスでメールを返す講座」気になる。
見積もり・請求書作成サービスのCLOUD PAPERが、ちょっと不思議なサイト「異世界の見積書」を公開しました。「もしも妖怪や童話の世界に見積書が存在したら」をテーマに、竜宮城の宿泊費や桃太郎の家来たちの人件費の見積もりが見られます。竜宮城って、有料だったんですね……。
サイトを開くと、ものすごく見覚えのあるメールソフトっぽい見た目の受信ボックスの画面になります。そうだね、Gmailだね。ちなみに、メールタイトル以外の部分、例えばログアウトボタンや利用規約ボタンなどは、押しても特に反応はありません。スマートフォン版の場合のみ、メールの作成ボタンを押すとTwitterの投稿画面になります。
各メールは、童話などの裏話や日常的な金銭のやりとり、相談となっています。例えば桃太郎のメールは「家来(イヌ・サル・キジ)の人件費(獣件費)」について話しており、
「一律、1人日5万」とありますが、当初「きびだんご」での支払いを想定しておりました。祖母からの提案としては、鬼ヶ島にはおそらく金銀財宝があるといわれてますので、そこからの「宝払い」にはできないでしょうか。
といった相談が寄せられています。生々しいわ。
「引っ越しのムーン」は急きょ地球から月へ引っ越すことになったかぐや姫に引っ越しの見積もりを送っており、「お月様特急プラン」として「月まで単身パック」「ワレモノ保証」「移動演奏費」合わせて1081万800円掛かるとしています。高い! ……と一瞬思いましたが、月まで行くと考えるとむしろ破格でしょうか。
他にも「MAILER-DEAMON」(存在しないアドレスにメールを送付すると帰ってくるエラーメール)の「即レスでメールを返す講座」の見積もり(1414万8000円)や、平賀源内の土用丑の日「うなぎのキャッチコピー費」(銀30匁)など、さまざまな見積もりが見られます。どれもご丁寧に見積もりのPDFファイル付き。
結局どこの世界に行っても金はかかるものだなぁと、しみじみ考えさせられました。なお、この「異世界の見積書」を作成したのは、ブルーパドル代表の佐藤ねじさんです。
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カメ社会の厳しさがチラリ。
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