どこが変わった? マツダ、小型SUV「CX-3」をリニューアル 新開発のクリーンディーゼルを採用(1/2 ページ)

新世代車両構造技術も先行採用。価格は212万7600円から。(写真30枚)

» 2018年05月18日 11時12分 公開
[agarねとらぼ]

 マツダは5月17日、クロスオーバーSUV(スポーツタイプ多目的車)「CX-3」のマイナーチェンジ版を発表しました。同日から予約受付を開始、5月31日に発売します。価格は、SKYACTIV-G 2.0搭載の標準モデル「20S」で212万7600円(税込、以下同)からです。

CX-3(2018年5月マイナーチェンジ版) CX-3(2018年5月マイナーチェンジ版)

 今回のマイナーチェンジ版では、新たに開発された1.8リッターのクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」や、マツダが次世代車種に向けて開発を進める車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」の一部を先行して採用し、ユーザーが日常的に使うシーンで「乗員の感覚と一体となった走行性能」と「環境、安全性能」をこれまでのモデルより高めたとしています。

 車体はSKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTUREに沿い、サスペンション、シートウレタン、新開発のタイヤ、エンジンで効率的な車体制御を行う「G-ベクタリングコントロール(GVC)」などの電子制御装置の設定を刷新。クルマを操る楽しさを追求しながら、乗り心地と静粛性の向上も図りました。

 エンジンは、新たに開発した1.8リッターのクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」と2リッターのガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」の2種類を用意します。

 クリーンディーゼルエンジンモデルは、低回転域から高いトルクを発生するディーゼルエンジンならではの「出足が鋭い」「実用燃費に優れる」などの特性に定評があります。今回のマイナーチェンジでは排気量を従来モデルの1.5リッターから1.8リッターに高め、高回転域でも高トルクを発生させる「超高応答マルチホールピエゾインジェクター」や「可変ジオメトリー シングルターボチャージャー」などの新技術を採用しました。継続するガソリンエンジンのSKYACTIV-G 2.0も、2018年3月にマイナーチェンジした上位車種「CX-5」(関連記事)譲りの「エッジカットピストン」「低抵抗ピストン」など、走行性能と燃費性能の向上につながる新技術を取り入れています。

 安全装備についても、夜間の歩行者認識精度が向上した「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」を採用。 「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」については作動下限速度を停止時(時速0キロ)まで拡大することで、より幅広い領域で運転をサポートできるように改良しました。

特別仕様車には18インチアルミホイールを装備 特別仕様車には高輝度ダーク塗装の18インチアルミホイールを装備

 外観では、ラジエーターグリルやLEDリアコンビネーションランプのデザインを刷新。内装は電動パーキングブレーキ(EPB)の採用に伴ってセンターコンソールのレイアウトも見直されました。収納スペースとして使えるマルチボックスを新設し、後席にもカップホルダー付きアームレストが加わり、普段使いの機能性を高めています。

 また、最上級グレード「Exclusive Mods(エクスクルーシブモッズ)」も追加します。Exclusive Modsは、上位車種「CX-8」(関連記事)に採用する高級皮革「ナッパレザー」を用いたディープレッドのシートや専用のデコレーションパネルを採用し、高級感を高めています。このほか、高輝度ダーク塗装を施した18インチアルミホイールも備えます。Exclusive Modsは286万8400円(2WDモデル)からです。

特別仕様車「Exclusive Mods」の内装 特別仕様車「Exclusive Mods」の内装
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2409/18/news063.jpg 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
  2. /nl/articles/2409/20/news020.jpg 1歳双子赤ちゃん、カメラをじーっと見つめて……次の瞬間! じわじわ笑える急展開に「あ〜可愛い」「1日1回見てしまいます」
  3. /nl/articles/2409/18/news028.jpg 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
  4. /nl/articles/2409/19/news012.jpg 【今日の計算】「7+6÷2+9」を計算せよ
  5. /nl/articles/2409/20/news034.jpg 「意外な結末」 ダイヤモンドに1200度のマグマをかけたら…… “衝撃の実験結果”に「これは予想できなかった」
  6. /nl/articles/2409/19/news146.jpg 大沢たかお、「キングダム」で20キロ増→近影に驚きの声「王綺将軍とのギャップ……」「随分体型が変化」
  7. /nl/articles/2409/20/news151.jpg 年商30億円の「BreakingDown」ファイター、高級車ズラリの巨大ガレージが圧巻だった “こだわり”光るコレクションに「自分も頑張ろーー!!」「そんなふうに生きたい」
  8. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  9. /nl/articles/2409/20/news177.jpg 中秋の名月を撮影→偶然映り込んだ“ある惑星”に20万いいねの大反響 「うわぁぁぁ!ほんとだ!!」「写真で撮れるものなのか」
  10. /nl/articles/2409/19/news036.jpg 台風の雨の日に出会った子猫→息子と一緒に育ち7年後には…… 共に過ごした日々の思い出に涙「種族を超えて、家族になった」「号泣しました」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  2. 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
  3. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  4. 「僕ですかこれ」 垢抜けたい男性が“劇的イメチェン”→その大変身に「すげええ!」「泣けたわ」と仰天
  5. 第5子妊娠中の宮崎麗香、子どもたちとの“奇跡の1枚”が撮影される ギャップ満載な“現実”ショットも話題に
  6. そうはならんやろ “バラの絵”を芸術的に描いたら……“まさかの結果”が200万再生 「予想を超えてきた」【海外】
  7. 天皇皇后両陛下の那須静養、愛子さまが天皇陛下のため蚊を手で払う場面も…… “仲むつまじいショット”が約240万再生
  8. 「脳がおかしくなった」 新宿駅を出る→“まさかの光景”に思わず三度見 「意味わからん」「田舎者にはマジでダンジョン」
  9. 合宿前の兄たち、0歳末っ子と離れたくなくて…… メロメロな“別れの光景”に「あーもうなんて尊い」「幸せ」430万再生突破
  10. 雑草だらけの庭が“たった1台の草刈り機”で…… “見事な変化”に7000万再生 「よくやった」「まさにプロ」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」