エヴァに宝塚にX JAPAN! 自由すぎる全国の「防災行政無線チャイム」を調べてみた(2/3 ページ)

» 2018年05月27日 11時30分 公開
[てんもんたまごねとらぼ]

夕方6時に「与作」

 北海道知内町では、朝7時に市オリジナル曲である「知内賛歌」、昼12時には「恋はみずいろ」、そして夕方6時に北島三郎の代表曲ともいわれる「与作」が流れます。


「与作」(北海道知内町)

 北海道知内町は北海道の南端、津軽海峡に面した自然豊かな町ですが、演歌界の大御所北島三郎を育んだ土地でもあるのです。一日の締めくくりに流れる「与作」を聞くと気持ちもしゃんとしそうですね。


朝昼晩に「すみれの花咲く頃」

 静岡県浜松市天竜区春野町では、宝塚の名曲「すみれの花咲く頃」が朝7時、昼12時、夜9時に流れます。しかも朝昼晩のチャイムのアレンジも変わるんですよ。


「すみれの花咲く頃」(静岡県浜松市天竜区春野町)

 春野町の出身である宝塚歌劇団の白井鐵造は、宝塚歌劇団の父ともいわれ、「すみれの花咲く頃」の作詞も手掛けた演出家でした。

 そのため聖地である春野町では、防災行政無線チャイムにこの歌が採用されているだけではなく、「白井鐵造記念館」が設立され、白井鐵造の愛用品や宝塚の愛用資料などの約600点が保存・展示されています。チャイムもとても可憐(かれん)で、聞くたびにさわやかな気分になれそうですね。

 ちなみに、福島県田村市大越町でも「すみれの花咲く頃」が流れていますし、今年2018年4月からは本家大本の兵庫県宝塚市でも放送を開始しました。これからも、宝塚ゆかりの地で、この歌を聞けるところが増えていくかもしれませんね。


「すみれの花咲く頃」(福島県田村市大越町)

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