本物のLINEサイトはどっち? フィッシング詐欺師の手口を2択で見破る体験型ムービー、サイバー防災訓練で公開
インターネットの防災訓練で知識を身につける。
インターネット上でも防災意識を持つ重要性を啓発する「サイバー防災訓練」がスタートし、公式サイトでフィッシング詐欺の手口を見破るミッションに挑戦する「体験型ムービー」が公開されています。詐欺師のテクニックを見破れるか……?
体験型ムービーでは、お笑いコンビ「アルコ&ピース」の平子祐希さんがフィッシング詐欺師・才場雄二に扮(ふん)して、ユーザーに2択の質問形式で挑戦を仕掛けます。全2問で、選んだ回答によって動画の行方が一部変わるまさに体験型動画。軽いゲームのように挑戦でき、また内容はリアルなフィッシング詐欺の手口なので、あらためてその巧妙さを確認できます。
LINEをはじめとするインターネット事業会社と仮想通貨事業会社の4社が参画するサイバー防災訓練。テーマである「フィッシング詐欺」は、企業やサービスを装った電子メールを送り、利用者本人から個人情報を詐取するといったもので、本物そっくりな詐欺サイトなども問題となっています。同サイトでは他にも、危機管理能力をチェックする「フィッシング詐欺検定試験」が用意され、各社を装ったフィッシングメール等の実例を挙げた注意喚起も行っています。
ちなみにLINEは、今年の5月25日〜27日に、全国15歳〜69歳のLINEユーザー(有効回答数:2110サンプル)に対してネットアンケートによる「サイバーセキュリティリテラシー実態調査」を実施。2枚の画像を見せて、「LINEのログインページはどれだと思いますか?」と質問したところ、正しいページを選択した人は全体のわずか32%だったということです。
上記の「LINEのログインページ」を見分けるポイントとしては、正しいページと比べて「詐欺サイトにはLINEがアプリであるのにも関わらずURLが表記されている」などの相違点がありますが、ひと目で判別するのが困難なのは間違いありません。同社は、フィッシング詐欺はなりすましの手法や手段が日々巧妙化する傾向にあるとして、多くの人がこれらの詐欺を自分事化し、正しい知識を持って身を守れるよう、オンライン・オフライン両方で施策を実施するとしています。サイバー防災訓練は6月22日まで実施の予定です。
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開封せずに、削除するよう求めています。
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