浦教授がまたやってくれました! 若狭湾の海底から潜水艦「呂500」発見 伊121、呂68も確認

提督「ろーちゃん!」。

» 2018年06月21日 14時00分 公開
[haruYasy.ねとらぼ]

 1946年に海没処分になった旧海軍の潜水艦「呂500」が若狭湾の海底で発見されました。

呂500 潜水艦 Uボート 若狭湾 浦環 発見された「呂500」の写真(画像は浦環さんのTwitterより)

 呂500を発見したのは浦 環さん(東京大学生産技術研究所教授)が率いる一般社団法人「ラ・プロンジェ深海工学会」。6月20日に行われたROV(遠隔無人探査機)を使った探索によって海底に眠る呂500の姿を確認しました。

 呂500らしき艦影を捉え、浦教授が確信を示した瞬間、生中継していた「ニコニコ生放送」で見守っていたユーザーたちも大盛り上がりでした。

呂500 潜水艦 Uボート 若狭湾 浦環 「呂500」発見に湧く提督のみなさん(画像はニコニコ生放送/ニコニコニュースより)

 発見された呂500は旧ドイツ軍が所有していた潜水艦(Uボート)を日本海軍式に改装して運用したもので、若狭湾と面した舞鶴を母港としていました。Uボートは数多くのアニメやゲーム、映画などで登場するほか、近年では人気ゲーム「艦隊これくしょん-艦これ-」に擬人化されたキャラクターが登場し、呂500は「ろーちゃん」の愛称で親しまれています。

 今回の探索プロジェクト(関連記事)ではマルチビームソナーによる調査も実施されており、現在の呂500の全体像も把握。さらに呂500と同じ時期に海没処分された「伊121」「呂68」も発見され、浦教授のTwitterに写真が公開されています。

呂500 潜水艦 Uボート 若狭湾 浦環 「呂500」の全体像を捉える(画像は浦環さんのTwitterより)
呂500 潜水艦 Uボート 若狭湾 浦環 同時に発見された「呂68」の全体像(画像は浦環さんのTwitterより)
呂500 潜水艦 Uボート 若狭湾 浦環 こちらは「伊121」の全体像(画像は浦環さんのTwitterより)

 調査は6月20日・21日の2日間かけて実施。調査の一部始終を放送したニコニコ生放送ではリアルタイムに見られなかった人向けにアーカイブ(タイムシフト)が配信されます。

春山優花里@haruYasy.

関連キーワード

潜水艦 | ニコニコ生放送 | ドイツ


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」