ニュース
» 2018年06月22日 14時27分 公開

レゴランド東京、聴覚障害者のみの入館を「安全確保に不安」理由に断る 「ポリシーの認識に誤り」と謝罪

運営のマーリン・エンターテイメンツのポリシーは障害者のみの入館も受け入れるものでしたが、日本法人は「健常者の付き添いが必要」としていました(現在は修正済み)。

[沓澤真二,ねとらぼ]

 レゴランド・ディスカバリー・センター東京およびマダム・タッソー東京で、聴覚障害者が入館を断られた件について、運営のマーリン・エンターテイメンツ・ジャパンが謝罪しました


公式サイト レゴランド東京の公式サイトでは、上部に謝罪文へのリンクが

 4月21日、同施設は聴覚に障害を持った4人の来場者に対し、付き添いの健常者がいなかったことと、そのために客の安全確保に不安があることを理由に、入場を断るという対応をとりました。これは障害者差別解消法に違反するうえ、「すべての方にエンターテイメントを提供する」同グループの企業理念にも反する、誤った対応だったと述べています。

 同社の本拠であるマーリン・エンターテイメンツが定める全世界共通のポリシーには、「あらゆる障がいをお持ちの方も施設内にご入場いただけます。障がいをお持ちの方のみのご入場も例外ではありません」と明記されているとのこと。日本法人のマーリン・エンターテイメンツ・ジャパンは認識の誤りからポリシーに反し、「全てのお客様の安全のために、障がい者手帳または療育手帳をご提示してご入場される方は、お付添いの方と一緒にご入場いただきますようお願いしております」と、公式サイトに記載していました(6月11日に削除・修正済み)。

 本件については、これまで全日本ろうあ連盟や経済産業省、港区から指摘と指導がなされてきました。これを受けて、同社は「グローバルポリシーの周知徹底」「障害を持つ来場者への対応について全従業員へ教育・研修」「施設を再点検のうえバリアフリー化を推進」といった改善策を実施。今回のような事態を二度と起こさず、全ての来場者が楽しめるサービスを提供できるよう取り組むとしています。


謝罪文 マーリン・エンターテイメンツ・ジャパンの謝罪文


(沓澤真二)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

先週の総合アクセスTOP10

  1. 鳥取砂丘から古い「ファンタグレープ」の空き缶が出土 → 情報を募った結果とても貴重なものと判明 ファンタ公式も反応
  2. 「モンストのせいで彼氏と別れました」→ 運営からの回答が“神対応”と反響 思いやりに満ちた言葉に「強く生きようと思う」と前向きに
  3. 「この抜き型、何ですか……?」 家で見つけた“謎のディズニーグッズ”にさまざまな推察、そして意外な正体が判明
  4. 人間に助けを求めてきた母犬、外を探すと…… びしょ濡れになったうまれたての子犬たちを保護
  5. 幼なじみと5年ぶりに再会したら…… 陸上選手から人間ではない何かに変わっていく姿を見てしまう漫画が切ない
  6. ブルボンの“公式擬人化”ついにラスト「ホワイトロリータ」公開 イメージ通り過ぎて満点のデザイン
  7. 「幸せな風景すぎて涙出ました」 じいちゃんの台車に乗って散歩するワンコのほのぼのとした関係に癒やされる
  8. 「遺伝ってすごい」「足長っ!」 仲村トオルの“美人娘”ミオがデビュー、両親譲りのスタイルに驚きの声
  9. 猫「飼い主、大丈夫か……?」 毎日の“お風呂の見守り”を欠かさない3匹の猫ちゃんたちがかわいい
  10. 天才科学者2人が最強最高のロボを作成するが…… 高性能過ぎて2人の秘密がバラされちゃう漫画に頬が緩む