「なぜ私たちは創作するのか」 “夢を諦めかけている人に伝えたい漫画”が胸にグッとくると話題に(1/2 ページ)

自分の作品を我が子に例えた名作。

» 2018年06月25日 07時30分 公開
[Kikkaねとらぼ]

 Twitterに投稿された「夢を諦めかけている人に伝えたいマンガ」が多くの人の心を打っています。これはグッとくる……。

 主人公は「マンガ新人賞」に落選してしまった女性。失意のどん底で「世の中には絵も漫画も音楽も星の数ほどあり、今後も増え続けるというのに、才能もない私が作品を創る意味なんて、無いんじゃないかと思ったんです」と、とある住職に相談をします。


Twitter漫画 pixiv

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 すると住職は「地球上には七十億もの人間が存在し、四秒に一人、新しい子が生まれているとのことです」「だからもうこれ以上子どもを産む必要はなく、あなたが産む子どもには価値がない――といえるでしょうか……?」と静かに問いかけます。


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 そのうえで「生命には原来、価値も意味もありません」「いえ……そんなものでは測れないのです」と説き、「想像してみてください あなたの作品(子ども)を――」と続けます。


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 主人公が目を伏せると、脳裏に浮かぶには、洗濯ものを畳んでいる自身の姿。と、そこに幼稚園児ぐらいの子がやってきて、自身が描いた「おかあさん」の絵を笑顔で見せています。その絵は決して上手とは言えませんが、お母さんを思い、一生懸命に描いた様子がうかがえます。


Twitter漫画 pixiv

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 これに対して住職は「子供に何を求めるでしょうか」と一言。「不出来な子どもを嫌うでしょうか? むしろ、より愛おしく感じるはずです」と語り、「作品はあなたのものではなく、誰かに与えるものでもありません」「あなたが為すべきことはただ一つ――作品を――我が子のように愛すること――」と説くのでした。


Twitter漫画 pixiv

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 愛が届くのはずいぶん先になってしまうかもしれない。それでもいつか必ず“作品があなたを愛してくれる”ことをいつまでも忘れないで――と締めくくられた作品には「心に訴えかける素晴らしいまんがですね!」「心が震えました… 感動しました!」と共感の声が集まっています。


Twitter漫画 pixiv

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 自分の作品を我が子に例えたこの漫画を描いたのは、micorun(@micorun)さん。同作はpixivでも公開されており、多くの“いいね”を集めています。また、この作品のほかにもpixivに“共感を集めやすい作品”が投稿されているので、興味のある方は見てみてはいかがでしょうか。

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