セネガル戦、ゴール裏のジャンピングヘッド動画が世界中で拡散 カカロニ・菅谷「反射的に『オッケェ!』と叫んでヘディングした」

圧倒的存在感。

» 2018年06月25日 18時15分 公開
[福田瑠千代ねとらぼ]

 深夜の日本を熱狂させたワールドカップ日本対セネガル戦。1−1で迎えた試合後半、ゴール裏に外れたセネガルのシュートをスタンドで華麗にヘディング・クリアした日本人サポーターの動画がSNSで拡散されています。

セネガル戦、ゴール裏のジャンピングヘッド動画が世界中に拡散 カカロニ・菅谷「反射的に『オッケェ!』と叫んでヘディングした」 この存在感

 普通なら避けるかキャッチしそうな強烈なシュートを、このサポーターはなぜか全力のジャンピングヘッドでクリア。しかも服装が上半身裸な上に、胸に「16強」とマジックで書かれている絵面の力強さから一躍注目の的になりました。

 動画は日本以外でも話題になっており、ブラジルのサッカーメディアDoentes por Futebolによる「HAHAHA 日本のベスト・ストライカーは観客席にいた」という動画付きツイートは50万回以上再生されています。


 実はこのサポーター、サッカー観戦のためにロシアを訪れていたお笑いコンビ・カカロニの菅谷直弘さんでした。無類のサッカーファンで、ドイツ代表・サネ選手のモノマネ芸でも知られる菅谷さん(※サネ選手は残念ながら本大会ドイツ代表落選)。動画がSNSを賑わせていることはすぐに本人にも伝わったようで、菅谷さんはTwitterで「なんか僕のクリアーがバズってるみたいでありがとうございます!!」と投稿しています。

 せっかくなので、あのファインプレーについて菅谷さん本人に語ってもらいました。


――ナイスクリアでした!

菅谷:ボールが来た時は試合に気持ちが入ってたので反射的にヘディングで跳ね返さねば! と思い「オッケェ!」と叫んでヘディングしてました。

――学生時代はサッカーをやられていたそうですね。

菅谷:部活で15年間やってましたが、ずっと補欠でスタミナだけめっちゃあるみたいなタイプの選手でした。

――ツイートで、ユニフォームと横断幕をなくして、「試合前日に急きょ作った」と書かれていました。よく材料がそろいましたね。

菅谷:ゲートフラッグ(横断幕)は空港で紛失しまして、ユニフォームはコロンビア人と交換してしまいました。飲み屋で会ったロシア人に相談したら、ロシア版ユザワヤみたいなところを3件くらい歩いて探してくれて買えました! ペンはロシア版ダイソーみたいなとこで買いました。

――日本とドイツの代表にメッセージをお願いします。

菅谷:セネガル戦は少ないチャンスを決めきって2度も追い付くなんて、日本代表ではあまり見たことのない試合だったので大興奮でした! このまま粘り強く戦って、16強と言わず、もっと上まで駆け上がってください!!

 ドイツ代表もスウェーデン戦は興奮しました! あの勢いでどんどん勝ち進んでください! ただ、あの試合展開、サネがいたらもっと楽に戦えた気がするんですが……。


 まさかあの「16強」の文字に、偶然知り合ったロシア人との友情秘話があったとは……! ベスト16進出がかかる次の1戦、引き続き試合の行方と、ゴール裏の様子に注目していきたいところです。

セネガル戦、ゴール裏のジャンピングヘッド動画が世界中に拡散 カカロニ・菅谷「反射的に『オッケェ!』と叫んでヘディングした」 横断幕&「16強」の文字は前日飲み屋で知り合ったロシアの人の協力で完成
セネガル戦、ゴール裏のジャンピングヘッド動画が世界中に拡散 カカロニ・菅谷「反射的に『オッケェ!』と叫んでヘディングした」 やはりペンで直書きでした

画像提供:カカロニ 菅谷(@sugayazinho)さん

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/07/news024.jpg 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  2. /nl/articles/2412/07/news039.jpg コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  3. /nl/articles/2412/05/news178.jpg イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  4. /nl/articles/2412/07/news020.jpg “ひっつき虫”を簡単に取るには…… 身近なアイテムでスッキリするライフハックに「これでイライラしないで取れる」「今度、やってみます」
  5. /nl/articles/2412/07/news018.jpg 赤い毛糸3玉をどんどん編んでいくと……? 完成した“冬のオシャレアイテム”に「わかりやすくて感謝」「編んでみたい!」
  6. /nl/articles/2412/07/news031.jpg マッチョなザクが「ガンプラコンテスト」で大賞受賞 内部に秘密の仕掛けがぎっしり 「誰もが納得の大賞」「これぞオラザク」
  7. /nl/articles/2410/19/news010.jpg 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  8. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  9. /nl/articles/2412/06/news205.jpg 辻希美、長女・希空の幼少期ショット初公開 赤ちゃんの弟を抱っこする、幼いにっこり笑顔がかわいい
  10. /nl/articles/2412/07/news004.jpg 「成長してる!」 小6→中2までドット絵を描き続けたら……? 3年間の変化に「かわいらしい」「うますぎ」
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」