「推しモチーフのアクセサリーは、推しの実在と物語を教えてくれる」弱ペダの“紫と緑”にときめくいちこさんの推しアクセ「推しアクセ」教えてください!

元アイドル、弱虫ペダル、ポテトチップス――と3本柱に活動するいちこさんの「推しアクセ」は?

» 2018年07月02日 11時00分 公開
[推しアクセねとらぼ]

 持っているだけで気分を上げてくれる、お気に入りの「推しアクセ」はありますか? 好きなキャラのモチーフカラーを日常に取り入れてみたり、推しと同じグッズを買ってみたりして、日々を生き抜いている人は多いのではないでしょうか。

 紫と緑の“ライバル”とポテトチップスを推す会社員いちこさんに、推しアクセを教えてもらいました!


いちこ

都内在住のエンタメ好き会社員です。宮澤佐江ちゃんと秋元才加ちゃん、弱虫ペダルとポテトチップスが大好きです。「イチニクス遊覧日記」「ポテトチップスラブ」というブログをたまに書いています。



 2度の転職の後、現在は教育関係の出版社で教材や書籍の編集をしています。

 仕事は好きですが、会社を出たら即スイッチが切れるタイプで、自分の時間は趣味に全振りした生活。基本的にミーハーなため、趣味は年々増える一方で、現在は主に、元アイドルの推し、二次元の推し、食べ物の推し――と3本柱で活動しています。

ichicoさんの「推しアクセ」

 そもそも私は、あまりアクセサリーに興味がありませんでした。そこにお金をかけるぐらいだったら他に見たいもの、行きたいところや食べたいものがたくさんあった。

 仕事柄、学校や役所を訪れる機会が多く、となるとできるだけ地味な格好をしていた方が無難です。そんなわけで、長らくアクセサリーはシンプルなものを使い回す生活をしていました。

「推しが好きそう」で購入したアクセ

アイドルの握手会に付けていった、推しが好きそうなI am Iの鳥ネックレス

 そんなアクセサリーとの付き合いが変化したのは約7年前。AKB48(当時)の宮澤佐江ちゃんを推しはじめたことがきっかけでした。

 何となく見に行ったドキュメンタリー映画でAKB48にハマり、初めて買ったCDに選抜総選挙の投票券が入っていたことで、「それなら私はこの子の笑顔が見たいな」とひらめいたのが佐江ちゃんでした。

 さらに初めて参加した握手会で生の佐江ちゃんを見た瞬間、まるで光る粉がまぶされているみたいなキラキラ感に圧倒されてしまい、握手会通いがはじまります。

 推しには礼儀としてできるだけコンディションの良い自分で会いたいもの。次第に髪を切るのも洋服を買うのも握手会に合わせてスケジュールを組むようになっていきました。

 I am Iで8年ほど前に購入したネックレスは、「佐江ちゃんが好きそうだな」と思い、プレゼントするつもりで購入したものです。いろいろあって結局違うものをあげたのですが、握手会に付けていくと、思った通り「それかわいいね!」と反応してくれたのがうれしかった……という思い出の品。調子に乗ってそれからしばらく握手会のたびに付けていったのですが、付けて行くとだいたい1巡目がネックレスの話で終わるので数カ月でやめました(笑)。けれどこのネックレス以降、意識的に「話題のきっかけになりそうなファッション」を選ぶようになった気がします。

 卒業した現在、接触イベント等は減りましたが、ファンレターを書く時などに佐江ちゃんが好きそうなレターセットなどを選ぶのが楽しみです。

推しの実在を感じる推し色アクセサリー

二次元の推し色アクセ集合写真。推しの太もも入り

 「推し」をイメージしてアクセサリーを購入するのは今も続いています。

 ここ数年の私の推しは、「弱虫ペダル」に出てくる“巻ちゃん”こと巻島裕介です。もともと原作を読んでいた時から好きなキャラクターではあったのですが、友人に誘われて見に行った「舞台 弱虫ペダル」(通称ペダステ)の開始10秒で「巻島裕介は実在した……」と衝撃を受け、その舞台で描かれていたライバル東堂尽八との熱すぎる勝負に夢中になって以降、日々ときめきに心臓マッサージをされている状態です。

 そんな巻ちゃんのイメージカラーが緑、東堂さんのイメージカラーが青or紫であるため、ついアクセサリーもその色のものばかり買ってしまいます。

 推し色のアクセサリーを身に付けていると、ふと目に入ったときに推しの実在(※次元を問わず)やその物語を感じられるのがいいところ。

kotenraのイヤリングとネックレス

 特に気に入ってるのは2017年に購入したkotenraの青のイヤリングと、今年買った緑のネックレスです。kotenraのアクセサリーは「推しの目の色だ……」とか「推したちが最高の勝負を繰り広げた後に見た空の色だ……」とかいろいろと妄想が広がるところが最高で、中でもこの2点は、朝焼けにも夕暮れにも見える孤高の青、緑の奥にピンクがのぞくタマムシ色の緑が、推したちのイメージにぴったりで気に入っています。

 「弱虫ペダル」は原作者の渡辺航先生が最高のプロデューサーなので安心して応援できる現場です!

最長にして最愛の推し「ポテトチップス」アクセ

 そして、私が最も長く推し続けているもの、それがポテトチップスです。

 小学生時代、300円までだった遠足のおやつに最愛の「カルビー バターしょうゆ味」を2袋買って布教にいそしんだところから応援活動に目覚め、大学受験の願掛けでは一番好きなものを我慢しようと人生最長の「ポテトチップス断ち」(約2カ月)をして、合格発表の帰り道に歩き食べをしたのも良い思い出です。

 最近はカロリー的な意味で週に2袋程度におさえていますが、コンビニパトロールは毎日続けています(2017年のジャガイモ不足による大規模な休売&終売からの復活は思い出しても胸が熱くなります……)。

 そんな中、twitterでいつも作品をみていたikiさんが、針金イヤリングの文字オーダーを受け付けていらっしゃったので、すかさず注文したのがこのポテトチップスイヤリングでした。2〜4文字での受付だったので「ポテト」と「チップス」で注文しました。推しは正式名称で呼んで行きたいタイプです。

「ポテト」「チップス」アクセ。皿の上のポテトチップスは、コイケヤの「タイのカラムーチョ ホットチリ味」
長年の推しをアクセに

 今後はこれをつけてポテトチップス推しをアピールしていきたいと思っているので、今はそのための現場を求めています。工場見学からはじめたい。

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