この風格すごすぎ! 女王陛下のSUV「レンジローバー」初の電動車、価格も環境性能も威風堂々(1/3 ページ)

約1200万円から。「新体験」ができる期間限定ショールームも開店。【写真130枚】

» 2018年07月04日 17時07分 公開
[agarねとらぼ]

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは6月27日、ランドローバーブランド初のPHEV(プラグインハイブリッド電動車)「RANGE ROVER PHEV」と「RANGE ROVER SPORT PHEV」を発表。両車種ともに、2018年6月27日に予約受注を開始しました。

photo RANGE ROVER SPORT PHEVとジャガー・ランドローバー・ジャパンのマグナス・ハンソン社長(写真=右)
RANGE ROVER PHEV RANGE ROVER PHEV

 ランドローバーは、SUVやオフロード車を得意とし「SUVの王様」「女王陛下の四輪駆動」「砂漠のロールスロイス」などといわれる英国発祥の高級SUVブランド。2018年現在は同じく英国の高級車メーカーであるジャガーとともにインドのタタ・モーターズの傘下に入っていますが、英国王室御用達(ロイヤルワラント)のメーカーでもあります。そのランドローバーの最上級車種として1970年から製造されている高級SUV車種が「レンジローバー(RANGE ROVER)」です。同社は2020年以降に発売する全車種のパワートレインを電動化し、EV、プラグインハイブリッド、ハイブリッドのいずれかを設ける方針を示しており、上位の主力シリーズであるレンジローバーから広げていく考えです。

photo RANGE ROVER SPORT PHEV

 今回登場したRANGE ROVERとRANGE ROVER SPORTのPHEVモデルは、最大出力300馬力の「INGENIUM」ガソリンエンジンと116馬力の電動モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。システム全体としての最大出力は404馬力、最大トルクは65.2kgf-m(640Nm)で、最高速度はどちらも220キロ。静止状態から時速100キロまでをRANGE ROVER PHEVは6.8秒、RANGE ROVER SPORT PHEVは6.7秒で加速します。もちろんレンジローバーならではの優れたオフロード走破性能は従来モデルと同様。車内快適性はモーターのみで走行できるEVモードにより「さらに上質な静粛性を提供できる」としています。

 走行モードは「パラレルハイブリッドモード」と「EVモード」の2種類を切り替えられます。パラレルハイブリッドは状況に合わせてモーターとエンジンをシームレスに使い分けるモード。例えばカーナビに設定した目的地までの高低差のデータを把握して、ルートに沿ってモーターとエンジンを自動的に切り替えることでエネルギー効率を高める「エネルギー最適化予測」などの賢い機能を備えます。高い静粛性が得られるモーターのみで走るEVモードも、大型の車種ながら最長51キロの連続走行が可能です。

 走行用バッテリーは、車載充電ケーブルを用いて家庭用EV/PHEV向けコンセントから充電する方法のほか、公共施設などに設置されるケーブル一体型の普通充電施設で充電できます。充電状況の確認や出発前のエンジン/エアコン始動などの遠隔操作ができるスマホアプリ「リモート」も用意します。

フロントグリル部分から充電する フロントグリル部に充電プラグを実装

 価格はRANGE ROVER PHEVが1508万円から、RANGE ROVER SPORT PHEVが1185万円からです(いずれも税込)。参考までにRANGE ROVERガソリンエンジン車の価格は1409万円から。PHEVモデルは約100万円増となります。

ランドローバーとジャガーの期間限定特別ショールームも開店 2018年9月まで

 ジャガーとランドローバーの世界観を体感できる特別ショールーム「JAGUAR LAND ROVER STUDIO」が東京・銀座に期間限定で開店。「ジャガー・F-TYPE SVR」「RANGE ROVER SPORT SVR」などのスペシャルモデル、今回のPHEVモデルなどの展示や試乗プログラム、ブランド認知に向けた幾つかの企画を展開します。

 試乗プログラムは短時間の周辺試走だけでなく、「夜の首都高速をガッツリ走行できる」イブニングドライブ、運転手による「レストランディナーと自宅までの送迎」を行うプレミアムショーファー(有料)など、特別な体験を提供する試乗メニューを用意するとしています。

photo JAGUAR LAND ROVER STUDIO
photo 展示・試乗車両の1つ「RANGE ROVER VELAR」

 ジャガーとランドローバーの世界観を表現したオリジナルドリンクを提供するカフェも併設します。ドリンクはSNSで指定のハッシュタグを付けて投稿すると1杯無料でもらえます。

photo JAGUAR LAND ROVERカフェ ハッシュタグ「#LandRover70years」「#ジャガーエクスペリエンス」を付けてSNS投稿するとドリンクが無料でもらえる
photo ブランドグッズ販売コーナー

JAGUAR LAND ROVER STUDIO

期間:2018年6月30日〜9月24日

営業時間:11時〜19時(7月6日、13日、27日は12時〜20時)

場所:東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル1F G735(東京メトロ銀座駅C2出口から5分)


       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/18/news134.jpg 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  2. /nl/articles/2404/18/news025.jpg 生後5日の赤ちゃん、7歳のお姉ちゃんから初めてミルクをもらうと…… 姉も驚きの反応がかわいい
  3. /nl/articles/2404/18/news057.jpg 9カ月の赤ちゃん、バスで外国人の女の子赤ちゃんと隣り合い…… 人生初のガールズトークに「これは通じあってますね!」「ベビ同士の会話、とろけます」
  4. /nl/articles/2404/17/news037.jpg 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  5. /nl/articles/2404/17/news034.jpg 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
  6. /nl/articles/2404/18/news155.jpg 大谷翔平選手、ハワイに約26億円の別荘を購入 真美子夫人とデコピンとで過ごすかもしれないオフシーズンの拠点に「もうすぐ我が家となる場所」
  7. /nl/articles/2404/17/news179.jpg 「ケンタッキー」新アプリに不満殺到 「酷すぎる」「改悪」の声…… 運営元「大変ご迷惑をおかけした」と謝罪
  8. /nl/articles/2404/16/news192.jpg 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
  9. /nl/articles/2404/17/news129.jpg 「ハーゲンダッツ硬すぎ!」と力を入れたら……! “目を疑う事態”になった1枚がパワー過ぎて約8万いいね
  10. /nl/articles/2404/16/news175.jpg 「そうはならんやろ」をそのまま再現!? 「ガンダムSEED FREEDOM」のズゴックを完全再現したガンプラがすごすぎる
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」