コラム
» 2018年07月12日 11時00分 公開

英語には「中華料理店でよく見掛ける回転テーブル」を指す言葉がある

「アンティーク回転テーブル」なんてものも存在。

[ねとらぼ]

 中華料理店のテーブル中央によく置かれており、お皿を手元に寄せるためにクルクル回すアレ。名前が分からず、「中華料理店の回転テーブル」などと呼んでいる人が多いのではないでしょうか。

 意外なことに、アジアから遠く離れた英語圏には、この回転テーブルを意味する言葉が存在するそうです。



「中華料理店の回転テーブル」を英語で言うと?

 中華料理店の回転テーブルを指す英語は「Lazy Susan(レイジースーザン)」。日本語にすると「怠け者のスーザンさん」という意味になり、何だか意地悪な呼び方です。はっきりした由来については分かっていないものの、一説には20世紀に誕生した言葉で、特定の人物をモデルにしているわけではないそうです。

 最初期の使用例が確認できる1917年の雑誌広告には「世界でもっとも賢いウエイトレス」「ありえないほど低賃金」などと書かれており、回転テーブルを人間に見立てて、利便性の高さをアピールする内容になっているとのこと。

 また、「耳が聞こえないウエイターを意味する『Dumbwaiter』という呼び方も存在。レイジースーザンよりも以前から使われていたそうですが、擬人化表現の使用、ウエイターや使用人の代わりに利用するものという捉え方は共通しています。




18世紀に作られたアンティークのレイジースーザン


アンティーク通販サイトに出品されているレイジースーザン。商品説明によれば、1870年ごろに作られたもの


通販サイト「1stdibs」に出品されているもの。こちらは1900年ごろのアイテム

 もう1つ不思議なのは、このレイジースーザンと中華料理店の関係性。

 中華料理店の回転テーブルに関しては「発祥の地は中国ではなく、日本。目黒雅叙園(東京都)の創業者が1932年に考案した」といわれることがありますが、Los Angeles Timesによると、欧米ではその約200年前に、最初期のレイジースーザンが登場しているとのこと。

 この順序関係に従うと「欧米で数世紀前から使われていた回転テーブルが、20世紀に日本で“再発明”され、中華料理店向けアイテムとして広まった」ということになります。

主要参考文献


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

先週の総合アクセスTOP10

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「産んでくれた親に失礼」「ちょっと我慢できません」 上原浩治、容姿批判のコラム記事に不快感あらわ
  2. ホワイトタイガー「あっ、落としてもうた」 うっかり子どもを落とした母と、落ちてゆく子どもの表情がじわじわくる
  3. がん闘病の大島康徳、肝臓に続いて肺への転移を告白 息苦しさに悩まされるも「大して成長してない」
  4. 「目パッチリです」 宮迫博之、最高難度の美容整形を決行 クスリ疑惑もたれたクマやほうれい線の一掃で“別迫”に
  5. 石橋貴明の娘・穂乃香「お父さん大好き」 幼少期キスショット公開し「愛されてますね〜」「ステキな写真!」と反響
  6. 大島康徳、ステージ4のがん闘病でげっそり顔痩せ 相次ぐ通院に「正直かなりしんどかった」
  7. 山に捨てられていたワンコを保護→2年後…… “すっかり懐いたイッヌ”の表情に「爆笑した」「かっこよすぎ」の声
  8. 「ブス、死ね」 りゅうちぇる、心ない言葉への返答が感銘を呼ぶ 「心もイケメン」「りゅうちぇるのおかげで自己肯定感上がった」
  9. 『はらぺこあおむし』の版元、毎日新聞の風刺漫画を批判 「おそらく絵本を読んでいない」
  10. 小林礼奈、4歳娘を連れて夕食中に客とトラブル 痛烈コメント受けて「私たち親子を悪にしたい人がいる」