「仕事以外のことは選択の機会を減らしたい」3つの会社で社員として働く大原絵理香さんのかばんの中身あの人のかばんの中身は?

「睡眠時間以外は基本的に働いている」ハードワーカーである大原絵理香さんのミニマルなかばんの中身は……?

» 2018年07月18日 09時15分 公開

 普段はかばんの中に隠れていて見えない、あの人の「かばんの中身」。性格や生き方をズバリ反映しているものや、「そんなグッズ持ってるの!?」と意外に思えるものが飛び出してくるかもしれません。

 究極に絞り込んだアイテムとともに、3つの会社で会社員としてPR&広報で活動する大原絵理香さんに、かばんの中身を教えてもらいました。


大原絵理香

 川崎生まれ、東京とニュージャージー育ち。STARRYWORKS/闇/BUTTONで会社員としてPR/広報をしながら、フリーランスでPR/広報とライターをして生きている。お化け屋敷とホストクラブに詳しい。 @ericaohara



大原絵理香さんのかばんの中身は?

 音とビジュアルとリアルを組み合わせた新たなモノや体験を創り出すSTARRYWORKS、ホラーとテクノロジー(ホラテク)の闇、子どもたちとの豊かな関わり方をデザインするBUTTON――という3社で会社員としてPR/広報をしながら、フリーランスでPRやライターをしています。

 闇での会社員生活はドン引きすることが多く、最近ではオフィスのトイレを使おうとしたら日本人形が置いてありました

 割とハードワーカーで、睡眠時間以外は基本的に働いていますが、仕事が遊びで遊びが仕事で……なワークアズライフタイプ。砂場で遊び続けていたらなぜかみんなからお小遣いがもらえてハッピー! という感じなので、毎日楽しくやっています。 

 仕事以外のことはできるだけ選択の機会を減らしたいので、どんな服にでも合うように黒のバッグに持ち物もミニマル。ただその分、こだわって選んでいると思います。

大原絵理香さんのかばんの中身一覧

大原さんのかばんの中身
  • スマホ(iPhone X)
  • 財布
  • 名刺ケース*2
  • PC
  • レコーダー
  • ボールペン
  • ポーチ(リップクリーム、鏡、乾電池)
  • air mist

名刺ケース



 会社員とフリーランスと分けるため、名刺ケースが2つあります。会社員の方は3社の名刺を持つので少し余裕があるISSEY MIYAKEのものを。フリーランスの方はMaison Margielaです。後述するポーチも含めて、小物は白で統一をしています。

iPhone X

 スマホ中毒なので、スマホがないと本当に死ぬかもしれません。スケジュール管理から仕事のやりとり、アイデアを思いついたときのメモ、記録用の写真、電子マネー、電子書籍……。ちなみに、スマホの中身もミニマルで、アプリは2ページに常に収まるようにマメに整理しています。また、通知バッジが出ているとストレスがたまるので、常にバッジ無しをたもっています。

PC



 緩衝材風のビニールに「Fragile(壊れもの)」とビニールテープ風のマジックテープが付いているPCケースには、PC・電源・マウス・AirPodsを入れています。PCは、17年間大好きなミュージシャンのMIYAVIさんに去年仕事で会ったときにサインをいただいたものです。子どものころの自分に胸を張って自慢できる大人にようやくなれたな、と本当にうれしかったです。

その他の仕事道具



 レコーダーは、広報として取材をされるとき、ライターとして取材をするときの記録用です。「対面やイベントなど幅広く使いたくて、声はできるだけ逃したくない」ということで電気屋さんに選んでもらったOLYMPUSのDM-720です。ボールペンは、必ず黒と赤を持ち歩いています。高いものをビシッと使うのもいいのですが、気軽に使いたいので無印良品のものです。書きやすさと発色の強さで、ゲルインクのものが好きです。

ねこのポーチ



 THA CAT to go projectというブランドの一点一点手作りのポーチです。いろいろな種類があるのですが、小物は白で統一したかったのでしろねこを購入しました。中には、電池切れが不安なので電池数本と、リップクリームが入っています。リップクリームは、何度も塗り直す必要がないように保湿力の高い「ドゥ・ラ・メール」を使っています。手が汚れるので本当はスティック型がいいのですが、いまのところいいものに出会えていません。

air mist



 アロマミストです。基本的には家に置いていますが、仕事が忙しくなってくると持ち歩くこともあります。「MEDITATION(瞑想)」と「REFRESH(リフレッシュ)」の二種類を、ゴリゴリ仕事をしているときに、煮詰まったり気分を変えたりするときに使っています。

COETのPARENTS BACKPACK



  バッグはCOET*CINRA.STOREのPARENTS BACKPACKです。ミニマルなデザインですが本来はマザーズバッグで、結構いろいろ入ります。でもバッグ自体は500mlペットボトル1本分の重さ(約550g)。スマホより重いものはできるだけ持ちたくないので、バッグ自体が軽いものが好きです。そして、天気予報を見ないせいでよく雨に降られてしまうので、PCを守れるように撥水素材です。



 ちなみに、仕事のときはPCがマストなので仕方がなくリュックですが、理想は手ぶら。PCを持たなくてもいいときは、スマホケースにクレジットカードと少しの現金だけ持って出かけます。

 自分で見ても結構ミニマルだな、と思いますし、手ぶらで人に会うと「マジか」みたいな反応をされることが多いですが、きっとそれでいい気がします。

 最初にも「仕事以外のことはできるだけ選択の機会を減らしたい」と言いましたが、それは持ち物も一緒。基本的にわたしの仕事はスマホとPCがあればどこでもできるという前提はあるものの、必要最低限のものさえあれば全く問題ありません。それに、いまはスマホがあればお金だって支払えるし、読書だってできますし。大好きな少しのものに囲まれて、仕事を頑張って、これからも生きていきたいと思っています。

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