こんな精霊がいたらいいな 四季の風物詩を鳥で表現した「精霊鳥」が美しい
季節の見方がちょっと変わるかも。
四季を彩る植物と鳥をかけ合わせたイラスト「四季の精霊鳥シリーズ」が幻想的で美しいと話題です。
イラストを描いたのは、Twitterでイラストや漫画を投稿している嘉村ギミ(@white16074)さん。「精霊鳥」は四季に合わせて4枚投稿されていて、春なら桜、夏なら朝顔と七夕飾りといった感じで季節の風物詩をモチーフにした鳥を描いています。違和感なく融合された精霊鳥はいずれも美しく神々しさも感じます。
「春はばけもの。」は、満開の桜の羽根を大きく広げたピンクのクジャクの精霊です。木の下でお花見をする家族を見守っています。オスクジャクの大きな羽根に見立てた桜の花と枝振りがうまく掛け合わされて、バサバサと音を立てて動きそうです。
朝顔と七夕飾りで描かれたキジが夏っぽい精霊「鬼退治、どうですか?」では、桃太郎ご一行が恐れ多くも鬼退治に誘っています。さすがの桃太郎たちも精霊とあって少し怯えた様子です。
紅葉で赤く染まったフラミンゴの精霊を描いた「Autumingo」は、片足立ちをしているように細長い一本の幹で体を支えています。精霊と紅葉というと、なんだか神社にでも行きたくなってきます。
雪の積もった木で表現した鶴の精霊のイラスト「かえしてくれない。」では、子どもたちが赤い凧を頭に引っ掛けてしまったようです。鶴の大きな翼は、今にも雪を振り払って飛び立ちそうです。
この作品には「センスの塊すぎ」「美しい」「発想力がすごい!」など、絶賛の声が寄せられています。絵の中では精霊鳥は身近な存在として描かれていて、実際にこんな精霊を目にしてみたいと思ってしまいました。
嘉村さんが描いた他の作品はTwitterのモーメントでまとめられています。植物をテーマにした作品など、繊細なタッチのイラストはどれも美しく見入ってしまいます。
画像提供:嘉村ギミ(@white16074)さん
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