なぜ人類は性欲にあふれた「クソLINE」を送ってしまうのか?(1/3 ページ)
キーワードは「23時」。
「今から会える?」「エッチしよう!」――さして親しくもない相手から、深夜(あるいは白昼堂々)と送られるクソなLINE。そんな「クソLINE」を研究するイベント「クソLINE研究所~男たちはなぜ性欲LINEを送ってしまうのか~」が7月6日、Naked Loft(東京都新宿区)で開催されました。
主催は恋バナ収集ユニット桃山商事。2001年からさまざまな女性の恋愛相談に乗っていて、それをコラムやラジオで紹介するという活動を行っています。
活動の中で自然と集まってきたのが、主に男性から女性へと送られてくるクソなメッセージ。メール、チャットツール、LINE……と姿を変えながらも増えていくそれらの文章を、“お焚き上げ”しつつ集め続けておよそ8年。今回のイベント開催に至ったといいます。
今回の鑑賞イベントには、清田代表、森田専務、桃山商事唯一の女性メンバーワッコ係長の3人が参戦。「なかなか味の濃いものが集まりました」(清田代表)と語ります。
桃山商事によると、クソLINEのポイントは6つ。(1)唐突な誘い、(2)「笑」の乱用、(3)無理のある時間帯、(4)相手側からの反射的な気遣い、(5)謎の「上から目線」や驚くほどの厚かましさ、(6)「勃起み」あふれるキモいひと言――。
相手がどうメッセージを受け取っているのか理解しない、距離感を見誤ったディスコミュニケーションはなぜ発生してしまうのか。自分が“加害側”にならないようにするためには、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。
イベントで紹介され、客席から悲鳴をもって受け入れられたさまざまなクソLINEをねとらぼでもご紹介します。
※記事内のメッセージはイベントで紹介された内容をもとに編集部で加工しています
Uさん(27歳)/会社の先輩に連れられて行ったホームパーティーで知り合った商社マンから届いたクソLINE
男性:今からって時間ないよね?笑
女性:もーお風呂入ったわ!笑
男性:ですよね笑 言ってくれたら一緒にお風呂入りにいったのに笑
女性:気をつけてお帰りを~(顔文字)
男性:おっけー(笑顔の顔文字) 了解!いつか家で休憩させてね笑 横になれれば廊下でも良いので笑
ワッコ: これはもう「クソLINE」の“教科書”ですね。
清田: なんとかオブラートに包もうとしているけど、言いたいことはとにかく「ヤリたい」ということだよね?
森田: クソLINEの特徴のひとつは「密室に入って1対1になりたがる」ということ。気になるのは最後の返事。「おっけー」と「了解」、全く同じことを言っていますよね? この「おっけー」は下半身の別人格がしゃべっていて、「了解」の方は脳みそが話している……つまり2人いるとしか考えられません。
清田: 頭と体が乖離している……。
Aさん(29歳)/「企画会議しましょう」とお茶に誘われた仕事相手からのクソLINE
女性:(予定変更依頼のメッセージ)
男性:構いませんよ! 何する予定でしたっけ? エッチ? のみ? お茶?
女性:お茶って言ってましたよ!!!笑
男性:エッチでもいいですよ!!!笑
女性:全然よくないです~
男性:それは残念だ!
男性:エッチきらいなんでしたっけ?
女性:ごめんなさい本当にそんなつもりじゃなかった
男性:いえいえ
(中略)
男性:エッチはしなくて大丈夫です(顔文字)
ワッコ: 女性側の「笑」とか「ごめんなさい」は、優しさの表れですよね……。
森田: 「エッチはしなくて大丈夫です」、すごい日本語だよね。
清田: 顔文字も怖い。よく見るとヤバい目をしている気がする。
Hさん(29歳)/仕事で一度しか会ったことのない人から来るクソLINE
男性:(23時台に届く「会いたい」LINEの嵐)
女性:なんでそんなに会いたがってるのかわかりません笑
男性:頑張り屋さんで仕事へのスタンスとか普通に尊敬する しかもかわいいしおっぱいすごい大きいし、この人とエッチしなかったら後悔するもん
(女性側の既読スルー、日付が変わって1日後に)
男性:休日出勤してまーーす
ワッコ: 23時台はゴールデンタイムですね。クソLINEが増えてくる。
森田: 日付が変わったあとに見られるのは、クソLINEあるあるの「リセット感」。次の日ちょっと送った内容に後悔して、あたかも何もなかったかのようなコメントを送って取り繕うんです。
関連記事
仕事のLINEに「洗濯たたみましたほめてほめて!」 応募総数8000件の「LINE誤爆」最優秀作品が決定
先輩「ヨシヨシ」。いい先輩だ。謎誤字「悟飯で来たよ!」や突然の“自撮り” 公式動画「母のLINEが変な件」が母親あるある状態
そして突然の“スタンプ爆撃”。ひと買い行こうぜ! LINEでモンハン風に頼んだ“緊急クエスト”買い物メモに夫は「ムダにクオリティたけぇな」
その後、夫からも同様の洗濯物取り込みクエスト依頼が。ノリノリの夫婦である。愛猫からLINEがきたら? 愛猫との妄想LINEが超かわいいと話題に!
「うんち出る」→「うんちなう」「アルフすきなんですか?」 “好き”が抑えられぬ友人からの大暴走LINE、「好き加減の違いが生む温度差」と話題
深夜に送られてくる怒とうの8連続LINE……!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
芸能界引退した「ショムニ」主演の江角マキコ、58歳の近影にネット衝撃「エグすぎた」 突然顔出しした娘とのやりとりも話題に
希少性ガンで闘病中だったアイドル、死去 「言葉も発せないほどの痛み」母親が闘病生活を明かす
「17歳ってまじ?」老けて見られる長髪青年を理容師がカットすると…… 「彼の人生を救ったね」「パーフェクトだよ!」【海外】
和菓子屋で、バイトの子に難題“はさみ菊”を切らせてみたら……「将来有望」と大反響 その後どうなった?現在を聞いた
釣れたアオリイカを2カ月飼ってみると…… 同じイカとは思えぬ変化に「魚より賢くてかわいい」「なんて凄い映像」
業務スーパーで買ったアサリを水槽に入れて120日後…… “まさかの大事件”に衝撃「うわーー」「あさりちゃーーーん!」
温かそうだけど…… 呉服屋さんが教える「マフラーの巻き方」になぜか既視感 「あの巻き方ってこうやってたの!?」
「コレ知らないと老けるよ?」 プロが教える“10歳若返る整形メイク” ちょっと工夫するだけで印象ガラリ「毎日古メイク全開でした」
「キスの会しよう」 華原朋美、高級接待した記者に“関係迫られる”トラブル 激怒の相手に5歳息子も怯え「あの人頭おかしいよ!」「ママやばい」
「助けて。息子がこれで幼稚園に行くってきかない」→まさかのアイテムに母困惑 「行かせましょう!」「控えめに言って最高」と反響
- 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
- コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
- 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
- 雑草ボーボーの荒れ地に“牛3頭”を放牧→2週間後…… まさかの光景に「感動しました」「いい仕事してますねぇ~!!」
- “この子はきっと中型犬サイズ”と思っていたら……たった半年後とんでもない姿に 「笑わせてもらいました」
- 年の差21歳で「夫は娘の同級生」 “両親大激怒”で結婚は猛反発されるも……“まさかの行動”で説得
- 163センチ、63キロの女性が「武器はメイクしかない」と本気でメイクしたら…… 驚きの仕上がりに「やっば、、」「綺麗って声でた」
- サイゼリヤ、メニュー改定で“大人気商品”消える 「ショック」悲しみの声……“代わりの商品”は評価割れる
- ママが反抗期の娘に作った“おふざけ弁当”がギミックてんこ盛りの怪作で爆笑 娘「教室全員が見に来た」
- 「さすがに無神経な内容」 “暴言受けた”伊藤友里が降板発表→岡田紗佳の直後の投稿に批判の声 Mリーガーも反応
- ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
- 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
- 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
- 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
- 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
- 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議