「年収945万円でも忍者不足」はフェイクニュースと伊賀市が否定
» 2018年07月24日 22時53分 公開
[ねとらぼ]
「伊賀市(三重県)で深刻な忍者不足が起きており、年収945万円でも人が集まらない」という記事がネットで話題になっていますが、フェイクニュースだと否定するコメントを同市が発表しました。
問題の記事は「日本では十分な給料を提案しているにもかかわらず、忍者探しに苦しんでいる」「伊賀の岡本栄市長によると、忍びの仕事で年収2万3000ドル(256万3235円)から8万5000ドル(945万2825円)を得ることが可能」といった内容で、まとめサイトなどを通じて広まっています。
これに対し、伊賀市は「フェイクニュースにご注意ください」と注意を呼びかけ。「現在インターネットのニュースサイトなどで報じられている『伊賀市での忍者不足』や『忍者の年収』といったことは、伊賀市から発信した情報ではありません。また、伊賀市では忍者の募集はしておりませんので、ご注意ください」と述べています。
拡散されている記事は、海外ニュースサイトを情報源とし、その記事はまた別の海外ニュースサイトを情報源とし、そのニュースサイトは米公共ラジオのポッドキャストを情報源としていました。
米公共ラジオのポッドキャストでは、伊賀市の人口減少問題や忍者で観光客を呼び込む取り組みについて取りあげており、伊賀市の岡本市長も忍者ツーリズムについてコメントしていました。ただし、市長は忍者不足や忍者の報酬には言及しておらず、番組司会者が「忍者が不足している」「忍者パフォーマーは2万3000ドルから8万5000ドル稼げる」と発言していました。
advertisement
関連記事
- 「東京五輪ドーピング検査員5000人の給与がタダ」というデマが拡散 組織委員会に聞いた
タダかどうかは未定とのこと。 - 「教育委員会からエアコンを使用するなと通達された」Twitterで拡散 → 箕面市長が否定
前後のツイートから箕面市の人だということが分かる状態だったそうです。 - 「会話や写真が韓国の会社に見られる」などLINEの「トークルーム情報」についての誤解広まる
不用意な拡散に注意。 - 広島県警「デマ情報に惑わされないで」 “窃盗グループが被災地に入っている”などのデマについて注意喚起
災害のたびに繰り返し拡散されている典型的なデマです。 - 授業で作成したフェイクニュース、SNSで本物として拡散される事態に 大教大が謝罪
「大阪大学と大阪教育大が2025年に統合する」といううわさがSNSで広がりましたが、実は授業で作ったフェイクニュースが元ネタでした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
昨日の総合アクセスTOP10
-
「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
-
60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
-
「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
-
皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
-
真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
-
71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
-
新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
-
家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
先週の総合アクセスTOP10
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」