巨人VS阪神でイカバトル!? NPB公認の「スプラトゥーン2」大会開催 12球団のeスポーツチームで対抗

各球団の代表チームは、「第4回 スプラトゥーン甲子園」でスカウトたちが選考。

» 2018年07月27日 17時09分 公開
[黒木 貴啓ねとらぼ]

 日本野球機構(NPB)は7月27日、ゲーム「スプラトゥーン2」を使ってプロ野球12球団が対抗するeスポーツ大会「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」を2019年春に開催すると発表しました。「これまでNPBが野球を通じて培ってきたスポーツ文化をeスポーツと融合させ、新たな風を吹き込む」と開催意図について説明しています。

eスポーツ NPB スプラトゥーン 大会ロゴ

 同大会では、7月に開催されるNPB後援の全国大会「第4回 スプラトゥーン甲子園」の出場チームのうち、参加を希望するチームの中から選考を行って各球団の代表12チームを決定。来春都内で開催する本大会にて「スプラトゥーン2」で戦います。募集はチーム単位で、賞金はなし。参加者には大会およびプロモーション活動への稼働に対する手当が一律で支払われる予定です。

eスポーツ NPB スプラトゥーン 「第4回 スプラトゥーン甲子園」公式サイト

 NPBは先日、野球ゲーム「パワフルプロ野球」を使って1球団3人のプロ野球eスポーツチームが対抗する「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」の開催を発表しました。さらに今回の「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」を皮切りに、野球関連以外のゲームタイトルを採用した「NPB eスポーツシリーズ」を展開し、野球にとどまらないスポーツ文化全体の発展を目指すとしています。

 初開催で「スプラトゥーン2」を採用した理由は、子どもから大人まで一緒にプレイでき、シンプルなルールと競技性の高さから多くの方々に親しまれていること。「第4回 スプラトゥーン甲子園」ではNPBの専門スカウトが各地区大会を訪れて試合を観戦し、代表12チームを選考していきます。

 「選手が練習に励み活躍する姿と、それを応援する方々を通じて文化的教養の向上をはかることを目的としたもの」「出場チームの中から、実力だけでなく、個性と品位を備えたチームが現れ、プロ野球の新たな一面を担うことを期待しています」とNPB。すでに公式サイトが公開され、詳細は決まり次第掲載される予定です。

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