ジャンプの“短命・打ち切りマンガ”収集家が本棚を公開 マイナー作品から『レベルE』など名作まで
さらに上を行く収集家もいるそうです。すごい世界だ……。
週刊少年ジャンプの“短命・打ち切りマンガ”を収集しているひきこもごもさん(@aru2kan)が本棚を公開し、「懐かしい」「こんな漫画あったな……」とさまざまな声を集めています。あなたの記憶に残っている漫画はあるかな?
この本棚に収められているのは、「5巻以内」、または「連載期間1年以内」のどちらかを満たした作品。そのため、“打ち切り”ではなく、元から短期での連載だったと思われる作品も含まれています。
筆者としては、『カッパーマン』や『サバイビー』『ねじめ』『ロケットでつきぬけろ!』などが記憶に強く残っていました。年代によって、記憶に残ってる作品にも差がありそうです。
一体いつから集めているのか、そしてなぜ集めようと思ったのか。話を聞いてみました。
―― いつ頃から収集を始められたのでしょうか。
ひきこもごも:高校生の頃からで、現在は大学3年です。
―― 収集を始めたきっかけがあれば教えてください。
ひきこもごも:ある人のツイートを見たのがきっかけです。今も僕よりその人の方が持ってます。
―― コンプリートまであと何冊残っていますか。
ひきこもごも:100冊前後でしょうか。ジャンプコミックスに限らなければもっとあると思います。
―― コンプリートまでの道のりで一番難しい点を教えてください。
ひきこもごも:比較的新しいものでもなかなか売っていないことです。
―― 短命・打ち切り漫画の中で特にお気に入りの3作品を理由と合わせて教えてください。
ひきこもごも:『バオー来訪者』(荒木飛呂彦先生)。これは知名度高いと思いますが、打ち切りとは思えないほどきれいにまとまってる良作です。『惑星をつぐ者』(戸田尚伸先生)シンプルに面白いSFです。最高です。『タカマガハラ』(川井十三先生)。誰がなんと言おうと好きでした。
―― これだけ数があると、絶版本など、入手が困難なものもあるかと思います。これまでで一番入手が難しかった本はどれですか。
ひきこもごも:永井豪先生の『マジンガーZ』でしょうか。ですが本当の難関所はほとんど手に入ってないです。
なんと、さらに上を行くコレクターが存在するようです。実にマニアックですが、集めている人は意外といたりするのかも知れません。
リプライ欄では、それぞれ印象に残っている作品について語る人たちの姿も。「あの作品にもっと長く続いてほしかった……」という声も多数あり、ジャンプの厳しさを感じさせられます。
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