ニュース
» 2018年08月25日 17時00分 公開

「障がいからくるさまざまな行動」をほどよくユルく紹介したポスターが評判 県外からも問い合わせ

理解が進みそう。

[福田瑠千代,ねとらぼ]

 障がいから来るさまざまな行動に理解を促すポスターが、ほどよくユルい絵柄で受け止めやすいと評判です。



 話題になっているのは、主に神奈川県横浜市港南区で掲示されているポスター。港南区の自立支援協議会が制作したもので、日々街なかで見かける一見変わった行動が障がいによるものかもしれないと、理解を呼びかけています。

 例えば、病院の待合室などで周囲の座席が空いているのにわざわざ隣に座ってくる、という行動は、「特定の場所へのこだわりが強いため」かもしれないと紹介。本人はいつもと違う場所に座ると不安に襲われてしまうため、普段通りの場所に座って安心したいだけで、全く悪気がないことが伝わってきます。


「障がいからくるさまざまな行動」をほどよくユルい絵柄で紹介したポスターが評判に そういう理由だったのか

 また別の例では、屋内で「ぴょんぴょんぐるぐる」とふしぎな動きをする男性のイラストが。こちらは「感覚を楽しんだり緊張や不安を解消するために、何度も飛び跳ねたりグルグル回るなど、同じ動きを繰り返すことがあります」とのこと。ストレスがたまるとなんとなくストレッチや散歩をしたくなりますが、その延長と考えると理解しやすそうですね。


「障がいからくるさまざまな行動」をほどよくユルい絵柄で紹介したポスターが評判に わかるとなんとなくこちらも安心できます

 他にも気持ちが落ち着かないときに「うろうろ」歩きまわる行動、独り言で趣味の世界を楽しむ「ぶつぶつ」、自分の声で落ち着こうとして「大きな声」を出してしまう行動、チラシなどをコレクションすることに強いこだわりを持つ「集める・触る・整頓する」といった行動が紹介されています。

 いずれも親しみやすい絵柄と簡潔な文章で説明されていて、ポスターを見たTwitterユーザーからは「いろんなひとがいるんだなぁ〜ってユルく受け止められると生きやすい」「好奇の目で見られやすいので理解してもらえると少しは楽になりますね」「自閉症スペクトラム当事者です。わかりやすく示してくれるのは助かります」「行動の理由がわかったので恐怖心が和らぎました」といった感想が寄せられていました。


 港南区所管の高齢・障害支援課竹田課長に話を伺ったところ、ポスターは昨夏、区の障がい者や家族で構成する団体の声から企画したもので、現れやすい障害特性や、日ごろ街なかで見かけるような特性を特別支援学校の先生や保護者の意見を取り入れながら制作したそうです。

 絵は下描きを港南区社協の藤盛さん、清書を港南区役所こども家庭支援課の江崎さんが担当。SNSで話題になっていたことは担当課でも既に把握していて、これまでに区内のスーパーから店内で使いたいという問い合わせや、他県の特別支援学校から職員会議や研修で使いたいといった問い合わせが来ているとのことでした。

 ポスターのデータは区役所のサイトでも配布中です。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

  1. 人気動画ジャンル「ゆっくり茶番劇」を第三者が商標登録し年10万円のライセンス契約を求める ZUNさん「法律に詳しい方に確認します」
  2. 華原朋美、“隠し子”巡る夫の虚言癖に怒り「私はだまされて結婚」 家を飛び出した親に2歳息子も「もうパパとはいわなくなりました」
  3. フワちゃん、指原莉乃同乗のクルマで事故 瞬間を伝える動画が「予想の10倍ぶつけてる」「笑い事ではない」と物議
  4. 「ゆっくり茶番劇」商標取得者の代理人が謝罪 「皆様に愛されている商標であることを存じておらず」「爆破予告については直ちに通報致しました」
  5. YOSHIKI、最愛の母が永眠 受けた喪失感の大きさに「まだ心の整理ができず」「涙が枯れるまで泣かせて」
  6. 「ディ、ディープすぎません?」「北斗担、間違いなく命日」 “恋マジ”広瀬アリス&松村北斗、ラストの“濃厚キスシーン”に視聴者あ然
  7. 有吉弘行、上島竜兵さんへ「本当にありがとうございますしかなかった」 涙ながらの追悼に「有吉さんが声を詰まらせるとは」
  8. 岩隈久志、高校卒業式でドレスをまとった長女との2ショットが美男美女すぎた 「恋人みたい」「親子には見えません」
  9. キンコン西野、勝手に婚姻届を出される 「絶対コイツなんすよ」“妻になりかけた女性”の目星も
  10. 子猫のときは白かったのに→「思った3倍柄と色出た」 猫のビフォーアフターに「どっちもかわいい!」の声