「猫を赤ちゃんのように抱っこしてもいい?」 獣医師が解説する「猫の抱き方」がわかりやすくてためになる
癒やされるうえに、ためになる動画。
カナダ、バンクーバーの獣医師、Uri Burstynさんが、多くの人から届く「猫を赤ちゃんのように抱っこしてもいい?」という質問に回答し、動画でわかりやすく解説しました。
猫のPirateくんとともに、猫の「赤ちゃん抱っこ」について解説したUriさん。Pirateくんは以前にも、緊急時にネコを抱き上げる方法の動画でも登場した、肩に乗るのが大好きな「ショルダーキャット」です。そして、そんなふたりを見守るのはLancelotくん。最後まで大人しくふたりを見守る姿がとってもキュートなので、こちらもあわせて注目してみてください。
まず、「猫を赤ちゃんのように抱っこしてもいい?」という質問の答えは「YES」だとUriさん。ただし、オーナーと猫ちゃんとの信頼関係が必要不可欠で、どんな猫ちゃんでも「赤ちゃん抱っこ」ができるわけではないと言います。「赤ちゃん抱っこ」をした場合、猫ちゃんの前足が顔のすぐそばにくるので、猫ちゃんが顔をひっかいてしまう恐れがあるからです。Pirateくんは、Uriさんをとても信頼しているので、「赤ちゃん抱っこ」をしてもご覧の通り、とてもリラックスしています。
また、Uriさんは「猫ちゃんの背中に傷などがある場合はしないでください」と警告します。「赤ちゃん抱っこ」は猫ちゃんの背中を下にして支えるので、ほかの抱き方より背中に負担がかかります。もし信頼関係があったとしても、痛みがあれば猫ちゃんは当然怒りますので、要注意です。
さらに、「騒がしい環境での赤ちゃん抱っこ」や「長時間の赤ちゃん抱っこ」もするべきではないとUriさん。Pirateくんも、動画内の約2分間でしたが、「赤ちゃん抱っこ」より居心地のいい肩に移動しています。
以上の点を考慮したうえで「赤ちゃん抱っこ」をするのであれば、猫ちゃんにとって居心地がよく、運ぶときにも、とてもいい方法だとUriさんは言います。すでに猫を飼っている人も猫を飼いたい人も、今回の動画は参考になるかもしれません。Uriさんはほかにも、飼い主に役立つスキルを公開しています。興味のある方は、ほかの動画ものぞいてみてください。
(春夏冬つかさ)
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