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» 2018年08月30日 10時30分 公開

最大775馬力を発揮するスーパーEV「PB18 e-tron」発表 アウディの最新コンセプトカー (1/2)

「R18 e-tron」譲りの高い走行性能を持った、ぶっ飛びEVの登場です。

[agar,ねとらぼ]

 ドイツの自動車メーカー「アウディ」が、最新コンセプトカーとしてスーパーEV(電気自動車)「PB18 e-tron」を発表しました。

PB18 e-tron PB18 e-tron

 PB18 e-tronは、2018年8月23日に米カリフォルニアで開催されたイベント「ペブルビーチ・ オートモーティブ・ウィーク」で披露されました。

 未来の高性能スポーツカーにおけるアウディのビジョンを示したコンセプトカーとなっており、レーシングカー「R18 e-tron」の開発やル・マン 24時間レースへの参戦などで得た技術を用いて「EVの走行性能の限界に挑むもの」としています。

 システム全体での出力は680馬力、一時的に出力を限界まで引き出す「ブーストモード」使用時には最大775馬力を発生し、フロントに1基、リアに2基の電動モーターを搭載する四輪駆動車。静止状態から時速100キロまで約2秒で達する加速性能を有し、これは最新のLMP1レーシングカーに迫る瞬発力です。

大型のエアインテークがいかにも速そう 大型のエアインテークがいかにも速そう

 このクルマは、2017年に発表されたもう1つのコンセプトEV「Audi Aicon」から一貫したデザインコンセプトとなっているものの、その性格は正反対とのこと。自動運転による長距離走行を得意とする“走るビジネスジェット”のような存在を目指したAiconに対して、「サーキットや公道を走行する究極のドライビングマシン」をコンセプトに据えて、低重心で車幅の広いスポーツカーらしいスタイルの軽量ボディを持ち、自動運転を実現するための複雑なシステムはあえて搭載せず、走る楽しさを追求したそうです。

 内装はフォーミュラカーのように車体中央に運転席が据え付けられた、シングルシーターに見える作りですが、座席を移動すると乗員用のスペースが現れるという日常的な利用も考えられた設計となっています。“シューティングブレーク”と呼ばれるスタイルに近いボディ形状で、470Lの荷室も確保。スポーツカー離れした、設計自由度の高いEVならではとも言える実用性を兼ね備えています。

コクピットのような内装 コクピットのような内装
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