「もう一度リング立って」 高田延彦、頸髄完全損傷の“まな弟子”高山善廣を激励 Uインターの絆にファン涙腺崩壊

高田。お前、男だ!

» 2018年08月31日 15時00分 公開
[佐藤星生ねとらぼ]

 元プロレスラーでタレントの高田延彦(高ははしご高)さんが8月30日、試合中の事故で頸髄(けいずい)を損傷しリハビリを続けるプロレスラー・高山善廣さんのお見舞いに行き、エールを贈ったことを明かしました。

高田延彦 高山善廣 事故 リハビリ ケガ お見舞い Instagram ブログ 2人は高山さんがUWFインター入門時からの付き合い(画像は高田延彦Instagramから)

 2017年5月に行われた試合で頭部を強打し、「頸髄損傷および変形性頚椎症首」と診断された高山さん。かつて脳梗塞を克服しリングへと戻ってきたプロレス界の帝王は現在、首から下を自分の意思で動かせない状態が続いており、医師からは「回復の見込みがない」と言われる中、不屈の精神で日々のリハビリを続ける姿をブログなどで公開しています。

 そんな帝王のため、プロレス界の有志を中心とした支援団体「TAKAYAMANIA」が設立されるなど支援の動きが広がる中、高山さんがプロレスラーの門をくぐることになったUWFインターナショナルを立ち上げ、高山さんにとっては師匠ともいえる存在の高田さんは、“まな弟子”の左手を力強く握り笑顔を浮かべた写真とともに「表情には生気が溢れ、足先に小さな感覚が戻り、口から食事を摂り、僅かながらも確かな前進を実感しているようだ」と現状を伝えました。

 続けて、「愛する息子を力一杯ハグするぐらいに回復してもらいたい」とエールを贈った上で、「二度とリングでパフォーマンスしようなんて考えないと約束した」「ただしもう一度リング立って彼の言葉を応援してくれている人たちに聞かせてもらいたい」と再びリングに立ってくれる日を待ちわびる心境を明かしています。

プロレス プロレスラー 試合 高田延彦 高山善廣 安生洋二 事故 リハビリ ケガ お見舞い 写真 Instagram ブログ プロレスの一時代を築いたUインターのメンバーたち(画像は高田延彦Instagramから)

 また、別の投稿では、高田さんの他、元プロレスラーの安生洋二さんや元フロントの鈴木健さんらUインター時代の仲間とともに病室を訪れたことが明かされており、コメント欄には「涙が出そうな光景です」「高山さん、信じてます!」「皆さんの力強い握手写真にシビれました!」など、懸命にリハビリに励む高山さんの下に駆け付けた盟友たちの姿に心打たれるファンの声が寄せられた他、「高田さんありがとう」と、まな弟子を思いやる高田さんに感謝するファンの声もみられます。

 なお、8月31日には、高山さんを支援するためのプロレス興行「TAKAYAMANIA EMPIRE」が後楽園ホールで開催。クラウドファンディングでは目標金額(800万円)を大きく上回る933万5000円の支援を集めています。

プロレス プロレスラー 試合 高田延彦 高山善廣 事故 リハビリ ケガ お見舞い 写真 Instagram ブログ 口を使って絵を描く訓練をする高山さん(画像は高山善廣オフィシャルブログから)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2504/16/news023.jpg 「成長したらそのうち襲ってくる」と言われたワニ、16年後……→ 280万回再生を突破した驚きの姿に「初めて見た」の声
  2. /nl/articles/2504/18/news037.jpg 赤ちゃんを抱く25歳のパパ→時は流れ、娘が成長すると…… “激似ショット”に「すげー」「ほんとだ!」
  3. /nl/articles/2504/18/news020.jpg 息子「なんで俺の制服はみんなと違うの?」→入学式翌日に発覚した“母のうっかりミス”に「笑いすぎてお腹痛い」
  4. /nl/articles/2504/18/news172.jpg 「1回もエンジン掛けてない」 寺門ジモン、“希少な高級外車”を7年放置で廃車寸前に……ボロボロで激ヤバな相棒へ「ごめんな〜!」
  5. /nl/articles/2504/16/news035.jpg 「ウソだ…」「言葉が出ない」 幼少期から絵を描き続けた少年→15年後…… 大人になって描いた絵が100万再生【海外】
  6. /nl/articles/2504/16/news010.jpg 猫と一緒に眠る3カ月赤ちゃん→よく見ると…… ママがキュンとした光景に「尊すぎるぅぅぅ〜」「究極の至福感」
  7. /nl/articles/2504/16/news024.jpg 飲み終えた“コーヒーかす”→捨てずに石と混ぜると、1カ月後…… 「感動」目からウロコの裏ワザに「やってみよう」
  8. /nl/articles/2504/18/news016.jpg ずーーっと「イルカ」だと思っていた鍋敷き→15年後…… 「まじかww」まさかの発見に「声出た」「ほんまや!」
  9. /nl/articles/2504/18/news056.jpg 23歳女子、“寝起きすっぴん”大公開→メイクしたら……「嘘やろ!?」 驚きの大変身に「破壊力やば、、」
  10. /nl/articles/2504/17/news044.jpg 「盛大に邪魔してきた」 撮影中のカメラマン、偶然とらえた“奇跡の一瞬”が310万表示 「決定的瞬間」「狙っても撮れないって!」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小学生時代「こんなプラモ誰が買うんだよw」→40年後…… “大人になった”を実感するエピソードに「分かる」「特大ブーメランw」
  2. パパに、保育園へ行く娘のヘアアレンジを任せたら…… ママがひっくり返った“仕上がり”が400万表示「重力どこ?」「頑張った感がいい!」
  3. 「神パンツきた」 ユニクロ新作“3990円パンツ”が品切れラッシュの大人気 「過去イチかも」「本当にこれは買い」
  4. なんとなく捨てにくい紙袋→2カ所切り込みを入れるだけで…… 目からウロコの“活用術”に「これすごくいい!」【海外】
  5. 「見習うことばかり」 80代おばあちゃんの春服&収納術がステキ! 上品かつオシャレで「憧れです」「尊敬します」
  6. ファスナーに直接毛糸を編み付けていくと…… 完成した“便利でかわいいアイテム”が100万再生「天才だ」「これ大好き」【海外】
  7. 「尊厳を踏みにじる行為」 八代亜紀さんの“物議のCD”は「流通会社がすでに流通を中止」 タワレコが回答
  8. 古くなったジーンズは捨てないで! 目からウロコの“アイデア”に大反響「なにこれかわいい!」「こんなの作れるんだ」【海外】
  9. 指先サイズの小さな器に木を植えて、育てたら…… 「芸術だ」「半端ない」鳥肌モノの“神盆栽”に反響
  10. 義母「ランドセル代を振り込みました」→銀行口座を見ると…… 2児ママ絶叫の“神対応”が1520万表示「凄すぎる!」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
  2. 「恩師ビックリするやろなぁ」 中学3年で付き合い始めた“同級生カップル”が10年後…… まさかの現在に反響
  3. 「本当に迷惑」 宅急便の「不在連絡票」と酷似のチラシが物議…… ヤマト運輸「配布中止申し入れ」
  4. 「うそでしょ!?」 東京ディズニーランド、“老舗”レストランの閉店を発表 「とうとう来てしまったか」「いやだああああ」と悲しみの声
  5. 雑草ボーボーの運動場に“180羽のニワトリ”を放ったら…… 次の日、まさかの光景に「感動しました」「すごい食欲」
  6. 40歳・女性YouTuber「18年間、脇毛を処理していない」→“処理しない理由”語る 「脇のみならず……」
  7. コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
  8. 息子の小学校卒業で腕を組んだ34歳母→中学校で反抗期を迎えて…… 6年後の姿に反響 「本当に素敵!」「お母さん、変わってない!?」
  9. Koki,、豪邸すぎる“木村家の一室”がウソみたいな広さ! 共演者も間違えてしまうほどの空間にスタジオビックリ「コレ自宅!?」「ちょっと見せて」
  10. 使わない靴下をザクザク切って組み合わせると…… 目からウロコの再利用法が2500万再生「とてもクリエイティブ」【海外】