ネスレ日本と佐川急便、宅配サービス「MACHI ECO便」始動 地域住民が協力し配達を中継

希望者が「ECO HUB」と呼ばれる中継所の役割を担い、佐川から届いたネスレ商品の引き渡しや配達を行う仕組み。ECO HUB担当者は報酬を得られ、消費者は割引サービスを受けられます。

» 2018年09月27日 14時15分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 ネスレ日本と佐川急便が、新たな宅配サービス「MACHI ECO便」を共同で立ち上げました。地域住民から協力者を募って中継所の役割を担わせ、ネスレ商品の定期便の引き渡しや配達を代行してもらう仕組み。10月1日から、東京6区(港区/品川区/千代田区/中央区/新宿区/渋谷区)と大阪4区(北区/中央区/福島区/此花区)でスタートします。


イメージ

システム 地域住民が中継所の役割を有償で担い、佐川から届けられたネスレ商品を消費者へ仲介する仕組み

 同サービスに参加した協力者は、自宅や店舗で「ECO HUB」と呼ばれる中継所を営むことになります。ここにはネスレ商品が佐川によりまとめて届けられ、ストックされることになります。

 エリア内のネスレ定期便ユーザーは、配送方法からMACHI ECO便が選択可能に。近くで利用できるECO HUBを検索し、商品を取りに行くか、ECO HUB担当者に配達してもらえます。なお、ECO HUB側は運営から報酬を得られ、消費者側は5%の割引サービスを受けられます。


MACHI ECO便 サービス適用エリア内のネスレ定期便利用者は、周囲のECO HUBから商品を受け取れる

MACHI ECO便 ECO HUB担当者の詳細を確認のうえ、引き取りや配達を申請できる

 佐川が運ぶのはECO HUBまでで、ECO HUBからの配送手段は原則として徒歩か自転車と、CO2排出量の削減が見込める仕組み。また、最終届け先までの配送には段ボールを使用せず、荷物をECO HUBへ引き取りに行く消費者にはオリジナルのエコバッグを提供と、紙資源の節約も図られています。


MACHI ECO便 MACHI ECO便のエコバッグ

 今後はMACHI ECO便への参加企業を募り、ファンケルやルピシアの商品も対象となる予定、サービスの提供地域も順次拡大される予定で、都内には専用の宅配ロッカーも設けるとのことです。


MACHI ECO便 宅配ロッカーのイメージ


(沓澤真二)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」