「自分の好きなものをやりたいだけ」 「水曜日のダウンタウン」の企画がヤバいのは演出の藤井健太郎がヤバいから説(4/4 ページ)

» 2018年10月02日 11時00分 公開
[イッコウねとらぼ]
前のページへ 1|2|3|4       

―― テレビ番組の評価基準は視聴率だと思いますが、一方で「視聴率が高いからといって面白いわけではない」という思いもありそうですね。

藤井: (視聴率が)極端に低いやつは大体つまんないですけどね(笑)。もちろん、視聴率が良いものの方が面白いものである確率は高いし、当然多くの人に見てもらいたいですけど、「売れりゃあいいってもんじゃねえぞ」と。

 「記録より記憶」じゃないですけど、昔好きだった番組は細かいところまで印象的に覚えていたりして。シーンとかカット割りとかフレーズとか、今みたいにネットもないから一回しか見てないはずなのに覚えているものもあったりするんで、そういう人の心に強く残るものは作りたいです。視聴率に特化した番組はなかなか……「×××の××」のシーンなんて覚えてないですもんね

―― (笑)



前回の「オールスター後夜祭」の1問目は「清原和博はどれ?」だった

―― 10月6日に放送される「オールスター後夜祭」も担当されるんですよね。こちらでもクロちゃんが活躍したりするんですか?

藤井: クロちゃんはどうだろうな……今のところ予定はないですけど。今回で2回目なんですけど、クイズが好きなんで、クイズとしてちゃんとしていてかつ面白いというのが目指すところですかね。笑えるけどクイズとしての軸はブレないものにはしたいですね。

―― そこでは新しいチャレンジもするんでしょうか。

藤井: 感謝祭というフォーマットにのっとってはいるので、ゼロから作るようなことにはならないんですけど、ルールの中の方が遊びやすい部分があったりもしますし、形がもともとあるものをずらして裏切っていくのは発想として難しくないので、そういう裏切りはやっていきたいなと。

―― 前回の後夜祭で印象に残っていることはありますか?

藤井: 同じ選択肢で2問同じ問題を続けたりはしましたね。漫画家を4人並べて「次のうち、野球漫画を描いていないのは誰?」という問題と「次のうち、満州出身じゃないのは誰?」という問題で、答えも同じ。そういうのはまたやりたいですね。

 あと、前回はオープニングの1問目が「清原和博はどれ?」という問題で、リトル清原とミドル清原と桑田真似っていう桑田真澄のモノマネの人と、あと素人の知らない人を並べたんです。モノマネの人は当然「清原和博」ではないので、見たことのない素人の人が同姓同名の清原和博さんってのが消去法で分かるようにしたんですけど、160人中で2人しか正解しなかったんです。2人だとシステム的に早い方が即チャンピオンになっちゃうんで、こっち的にはすごい予定が崩れるっていう……。

―― (笑)

藤井: みなさん思っている以上に脱落していくんで、「後々のフリになる問題もあるのに」みたいなところでバタバタしたりしましたね。(了)

※「オールスター後夜祭」10月6日25時3分(翌日1時3分)から



前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. /nl/articles/2412/18/news145.jpg “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
  3. /nl/articles/2412/16/news079.jpg “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  4. /nl/articles/2412/17/news060.jpg 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
  5. /nl/articles/2412/17/news197.jpg 「巨大なマジンガーZがお出迎え」 “5階建て15億円”のニコラスケイジの新居 “31歳年下の日本人妻”が世界初公開
  6. /nl/articles/2412/17/news078.jpg 鮮魚コーナーで半額だった「ウチワエビ」を水槽に入れてみた結果 → 想像を超える光景に反響「見たことない!」「すげえ」
  7. /nl/articles/2412/18/news059.jpg 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開【大谷翔平激動の2024年 「妻の登場」話題呼ぶ】
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2411/25/news189.jpg 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  10. /nl/articles/2412/18/news056.jpg 日本人ならなぜか読めちゃう“四角形”に脳がバグりそう…… 「なんで読めるん?」と1000万表示
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」