「ぼくもう殺人事件に関わりたくないんだ!」 名探偵の息子として生まれた子どもの日常漫画が穏やかじゃない
事件を引き付ける名探偵の子どもとして生まれた性。
「お父さんといると必ず事件に巻きこまれる!」――行く先々で殺人事件に遭遇してしまう“名探偵”ですが、その息子の悩みを描いた漫画が納得の親子げんかでした。探偵漫画の裏側を見た気がする……。
学校で友達のマサルくんに、お父さんのことを「探偵のフリをした死神」と言われたことから、ケンカして帰ってきた名探偵の息子「はじめ」。その言われようから事件との遭遇率の高さが伺えますが、それを聞いたお父さんは「いっしょに」マサルくんに謝りに行こうとし、さらには「ついでにホームパーティを開こう!」と提案。必死に止める息子と、「なあに、お父さん“は”何もしないさ」と言いつつ、鑑識道具を持っていこうとする名探偵のお父さんが不穏すぎます。これ絶対パーティで事件起きるやつだ……!
これ以上事件に関わりたくないと訴えるはじめ。「遊園地ではジェットコースターで人が死ぬし」「図書館でも人が死んでるし」「小学生なのに死体見慣れてて」「刑事さんとも顔見知りだし」と、これまでに経験していることがまるで某コナン並です。これが名探偵の息子として生まれた子どもの運命なのか……。
それでも一人でマサルくん家に行こうとするお父さんと、事件を起こさせまいと「マサルくんはぼくが守る…!」と対峙する息子。そんな息子に対して「まずは全員を疑ってかからないと…」と教えつつ、ラーメンの前に高菜を食べていたマサルくんのお父さんを思い出して「おかしいぞ〜」と、犯人に仕立て上げようとする名探偵。何でもないことから解決に向かうことはあるあるだけども!
なおこの親子げんかにより、危険すぎるフラグが乱立したような気がするマサルくんですが、その後無事“準レギュラー”の座に収まることで事なきを得たことが語られています。そっちの展開でよかった……。
投稿したのは、さまざまな創作漫画などを公開している「りんごさん」(@ringo_san_)さん。以前に話題になった、夏休みの宿題に苦労する男子高校生がある“名案”をひらめく話『未読書感想文』などの作品は、pixivやpixivFANBOXから見ることができます。ちなみに今回の漫画に登場した名探偵の息子は、名前を漢字で書くと「一(はじめ)」で、名字は「新(あらた)」だということがツイートされています。……おまえ、工藤やろ?
画像提供:りんごさん(@ringo_san_)さん
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