コラム
» 2018年10月15日 20時00分 公開

将棋・王座戦で東西イケメン対決が実現! 指せなくても楽しめる「観る将」で“将棋沼”においでよ

東の中村、西の斎藤。

[ナンシー,ねとらぼ]

 現在、将棋のタイトル戦である第66期王座戦が行われており、タイトルホルダーである中村太地王座に斎藤慎太郎七段が挑戦しています。この対決、将棋ファンの間では東西若手イケメン対決という点でも注目されています。

これが東西イケメン棋士だ!

 中村太地王座はNHKニュース番組でコメンテーターを務めたこともある秀才イケメン。流麗な顔をしておきながら、しいたけが苦手。昨年初タイトルとなる王座を獲得しました。

観る将 東の正統派王子こと中村王座

 斎藤七段は関西が生み出したメガネ王子。詰将棋を愛している25歳。笑顔がかわいい、和服が似合う、料理も得意……と好感度しかない!

観る将 西のメガネ王子こと斎藤七段

 タイトル戦は対局がネットで生放送されるので、このイケメン対決を何時間も堪能することができます。和装が拝める(高確率で)、真剣勝負に対峙する男たちの空気を感じられる――となかなかどうして萌えと燃えの宝庫なのです。先日の王座戦第一局前日の検分の様子は「映画のワンシーンじゃね?」と言われるほど絵になっておりました。

観る将 検分の一幕。完全に映画

興味はあるけど指せない……観るだけで楽しいの?

 将棋は基本的なルールが分かっている程度ではなかなか楽しめず、定跡や戦法を学ぶ必要がある点で「入っていきにくい趣味だ」と思っている方はたくさんいるのではないかと思います。

 でも、将棋の世界は奥深いもの。将棋対局のネット中継の盛り上がりをきっかけに、自分では指さないけれど対局を観て楽しむ「観る将」という楽しみ方が広がっています。将棋の内容はもちろん、棋士の人柄やエピソードなどのさまざまな要素が盛りだくさん、ドラマティックな話も枚挙に暇がないため、ズブズブと沼にハマっていくのです。

 筆者は2013年、プロ棋士VSコンピュータの「将棋電王戦」のネット中継をきっかけに将棋と出会いました。羽生善治さん以外の棋士を知りもしないレベルでしたが、電王戦の勝負の熱さ、解説・聞き手の皆さんのお話の面白さに、毎週末に開催される5番勝負全てリアルタイムで観戦した記憶があります。

 自分で指す方は負けるのが嫌すぎて長続きしませんでしたが、「観る将」としてはコンスタントに活動しています。羽生竜王の若い頃のお話など、何度聞いてももだえてしまうようなエピソードはたくさんあるのですが、個人的な“推し”は、超マイペースな関西棋士・福崎文吾九段。リアル漫談と放送事故の境界線上のようなスリルが味わえる解説がオススメです。

 将棋のネット動画中継は、将棋棋士である解説・聞き手の方々が対局の様子を見ながら進められます。局面の解説をしたり、なかなか局面が進まない時は雑談をしたりといった感じです。一局が何時間にもわたる長丁場なのもあり、終始穏やかな雰囲気で、作業BGVにもぴったりです(ダジャレを連発する豊川七段のような例外もあります。そんな時は作業を諦めて放送に集中しましょう)。

観る将 まったりトークも面白い。いろいろと見ていると“推しコンビ”も出てきますよ

 「観る将」の楽しみ方はそれぞれだと思いますが、解説・聞き手の方々が披露される、ご自身や対局者にまつわるお話を楽しみにされている方は多いのではないでしょうか。棋士の将棋に対する真摯な姿勢や熱い思いが聞けたかと思えば、お酒の失敗の話やおすすめスイーツなど、多岐にわたる話を聞くことができます。メールで質問できたり、コメントを拾ってくれたりすることもあるので、棋士との距離も近く感じられます。

 さらに、対局中の棋士のお食事やおやつのオーダーに注目したり、対局中に起こるハプニング(虫の乱入や記録係の居眠りなど)を見守ったり、ネット中継がなければ生まれなかった「観る将」独特の楽しみ方があり、将棋のルールが分からなくても十分楽しめます。

 第66期王座戦は10月16日に第四局を控えており、挑戦者の斎藤七段がタイトル獲得となる可能性がある大一番です! ニコニコ生放送やAbemaTVで生放送されますので、興味を持たれた方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2107/30/news137.jpg 水谷隼スタッフが一部マスコミの“行き過ぎた取材”に警告 住民を脅かすアポなし行為に「しかるべき措置を検討」
  2. /nl/articles/2107/29/news111.jpg おにぎりパッケージに四苦八苦していた五輪レポーター「日本の素晴らしい人々に感謝」 大量アドバイスで見事攻略
  3. /nl/articles/2107/29/news086.jpg 小5娘「ランドセル壊れちゃった!!」→メーカーに修理に出すと…… 子どもの気持ちに寄りそう「神対応」を描いた漫画に心が温まる
  4. /nl/articles/2107/30/news022.jpg 中年の「何しにこの部屋来たんだっけ?」発生条件を突き止めた漫画にあるあるの声 “忘却”はこうして起きていた……?
  5. /nl/articles/2107/29/news013.jpg おばあちゃんと散歩するワンコ、よく見ると…… かしこ過ぎるイッヌに「どっちが散歩されてる?」「愛と信頼ですね」の声
  6. /nl/articles/2107/29/news044.jpg 3歳娘「カレーが食べたい」にこたえて作ったのに…… あまのじゃくな娘に“大人になること”を学ぶ漫画が考えさせられる
  7. /nl/articles/2107/29/news030.jpg 定価で買った商品が半額になってショック!→娘「ママは値段を理由にそれ買ったの?」 子どもの一言にハッとさせられる漫画
  8. /nl/articles/1902/18/news125.jpg 「誰も消防車を呼んでいないのである!」漫画の作者自ら“消防車が来ない話”としてTwitterに公開 「元ネタ初めて見た」
  9. /nl/articles/2107/28/news135.jpg 波田陽区、そっくりな卓球・水谷隼選手の金メダル獲得で仕事激増 「拙者、これで家賃払えそうですからー!」
  10. /nl/articles/2107/30/news007.jpg 【なんて読む?】今日の難読漢字「島嶼」

先週の総合アクセスTOP10

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「産んでくれた親に失礼」「ちょっと我慢できません」 上原浩治、容姿批判のコラム記事に不快感あらわ
  2. ホワイトタイガー「あっ、落としてもうた」 うっかり子どもを落とした母と、落ちてゆく子どもの表情がじわじわくる
  3. がん闘病の大島康徳、肝臓に続いて肺への転移を告白 息苦しさに悩まされるも「大して成長してない」
  4. 「目パッチリです」 宮迫博之、最高難度の美容整形を決行 クスリ疑惑もたれたクマやほうれい線の一掃で“別迫”に
  5. 石橋貴明の娘・穂乃香「お父さん大好き」 幼少期キスショット公開し「愛されてますね〜」「ステキな写真!」と反響
  6. 大島康徳、ステージ4のがん闘病でげっそり顔痩せ 相次ぐ通院に「正直かなりしんどかった」
  7. 山に捨てられていたワンコを保護→2年後…… “すっかり懐いたイッヌ”の表情に「爆笑した」「かっこよすぎ」の声
  8. 「ブス、死ね」 りゅうちぇる、心ない言葉への返答が感銘を呼ぶ 「心もイケメン」「りゅうちぇるのおかげで自己肯定感上がった」
  9. 『はらぺこあおむし』の版元、毎日新聞の風刺漫画を批判 「おそらく絵本を読んでいない」
  10. 小林礼奈、4歳娘を連れて夕食中に客とトラブル 痛烈コメント受けて「私たち親子を悪にしたい人がいる」