90年代のハイテクおもちゃ「電子手帳」について誰かと語り合いたい(1/2 ページ)

子どももハイテクしたかった。

» 2018年10月27日 11時00分 公開
[ちぷたそねとらぼ]

 まだインターネットが珍しいものだった90年代、「電子手帳」というおもちゃが流行っていました。大人が使うものを模したおもちゃというのは昔からありましたけど、電子手帳もたぶんそういう類のもので、当時はめちゃくちゃハイテクなおもちゃでした。




 流行っていた……といいましたがもしかしたら局地的だったのかもしれません。こうした製品がおもちゃ屋のチラシによく載っていたから流行っている気がしていましたが、自分の持っているものと同じ電子手帳を持っている友達はいなかったため、赤外線通信機能を使った記憶がないのです(全く同じ型じゃないと赤外線通信不可だった)。

 電子手帳には友達や家族の似顔絵を登録して、占いをして、ペットを育てて遊んでいました。たまごっち感覚。もちろん辞書ツールなどの勉強要素もあったけどあまり使った記憶がありません……。とはいえ、そうした電子手帳の持つ勉強要素は、親にねだるときに伝説の宝刀「勉強するから」が使えるので強い武器となりました。



 今もそうしたハイテクなおもちゃは作られているのかと気になり、小学生2人の母である姉に聞いてみたところ、「幼児向けのパソコン型おもちゃとかは今もあるけど、小学生は3DSとか、何かを模したものじゃなくてパソコンやタブレットそのものにいく。友達の家にタブレット持ち寄って、テザリングして『荒野行動』してる」という答えが返ってきました。あらためて自分のころとはレベルが違いすぎる。

 私のハマっていた電子手帳も、ねだらなくなったころにはカラーで専用モデムでインターネットにつなげられて、掲示板などに参加できるものが出ていたそうです。今回記事を書いたことで再び手にしたくてたまらなくなりましたが、たまごっちは見つかったのに電子手帳の所在は不明。

 平成も終わりというまさに今、電子手帳トークがしたい。小学生のころは22時には寝てしまうから、電子手帳の中で飼っている犬猫が寝ている姿を見たことがなくて、大みそかに0時まで起きて初めて犬猫が寝ている姿を見ることができたときの感動とか分かち合いたいです。だ、誰か……。

ちぷたそ


これまでのお話


       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」