アスパラを食べるとおしっこが臭くなる!? 「イグ・ノーベル賞」目指す学生描いた漫画『いぐのべる』スタート(1/2 ページ)

『別冊少年マガジン』12月号からスタート。

» 2018年11月09日 00時00分 公開
[ねとらぼ]

 目指すはノーベル賞ではなく「イグ・ノーベル賞」――『別冊少年マガジン』12月号(11月9日)で、サイエンスコメディー漫画『いぐのべる』の連載が始まります。

いぐのべる 『いぐのべる』

 原作はbikiさん、漫画は高田桂さんが担当。京都の外れにある大学の研究室を舞台に、ひょんなことからイグ・ノーベル賞を目指すことになったモテない理系学生・猪瀬双六の奮闘を描きます。

 イグ・ノーベル賞は、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるノーベル賞のパロディー。これまでに「猫が固体でも液体でもあるのことについての考察」「中身の入ったビール瓶と空瓶はどちらが頭をたたきつぶしやすいかの検証」など、一見ばかばかしいテーマを大まじめに研究した成果に与えられています。

いぐのべる 「アスパラガスを食べるとおしっこが臭くなる」。なるほど勉強になる

 猪瀬は何事にも好奇心を持って大まじめに取り組む、教授曰く「筋金入りの阿呆」。研究室のバーベキューでアスパラガスを食べた際に「アスパラガスを食べるとおしっこが臭くなる」と聞いて、すぐさまトイレに確かめに行ってしまうほど。そんな彼がイグ・ノーベル賞を目指す上でやりたいのは……「エロい研究がしたい」。果たしてどんなえっち、もといユニークな研究が飛び出すのか楽しみです。

bikiさんコメント

 嫌なことがあっても、「イグノーベル賞」のことを考えると少し元気になれる。理系出身の私にとって、ぶっ飛んだ受賞研究の数々は、いつも“心のビタミン”でした。いつか、この賞を題材にした作品を作りたい。その願いが、高田桂先生の俊英な力をお借りして、ついに実現しました。とことんバカで、読むと少し賢くなれる。皆さんの“心のビタミン”になれるような作品に仕上がったと信じています。是非読んでもらえれば、嬉しいです。

高田桂さんコメント

 最初にこの原作をいただいた時に思ったことは、あまりの得体の知れなさに「この作品を自分がどうこうできるビジョンがまったく浮かばない…!」でした。正直いまもその印象はあんまり変わっていません(笑)とにかく自分は原作が持つパワーに乗っかって、ただひたすらおっかなびっくり且つノリノリで描けるといいなと思っています。その先に起こるかも知れない化学変化を信じて…。というわけでがんばります!

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/17/news039.jpg 母犬に捨てられ山から転げ落ちてきた野良子犬、驚異の成長をみせ話題に 保護から6年後の“現在”は……飼い主に話を聞いた
  2. /nl/articles/2411/13/news167.jpg 砂が入り交じった汚い石 → 磨いたら……? “まさかの正体”に仰天! “200万円相当”の成果に「すごい」「私だったら気が狂う」【豪】
  3. /nl/articles/2411/17/news048.jpg 「すごっwww」 愛知県まで乗り換えなしで行ける都道府県を調べてみたら……驚きの結果が1000万表示 「日本の中心は愛知ってコト!?」
  4. /nl/articles/2411/18/news017.jpg 約2センチの「まりも」を本気で育てたら2年後…… 想像をはるかに超えた“衝撃の姿”に「こんなに大きくなるの!?」「成長条件知らなかった」
  5. /nl/articles/2411/17/news029.jpg 沖縄の離島で夜の海を歩いたら…… “まさかの生物”に遭遇しまくり大興奮! 「巨大生物祭りですね」「高級食材いっぱい」
  6. /nl/articles/2411/16/news007.jpg まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  7. /nl/articles/2411/18/news033.jpg 四角いハギレを全部つなげていくと…… プロの大胆リメイクで“便利グッズ”完成!「目からウロコ」「配色かわいい」
  8. /nl/articles/2411/18/news013.jpg 寝たい柴犬→お気に入りのクッションに“まさかの”先客が…… 激しい奪還戦に「卑怯なりw」「容赦ないwww」
  9. /nl/articles/2411/16/news013.jpg 自宅のウッドデッキに住み着いた野良の子猫→小屋&トイレをプレゼントしたら…… ほほ笑ましい光景に「やさしい世界」「泣きそう」の声
  10. /nl/articles/2411/18/news031.jpg ディズニーランドで20年以上前に入手した“懐かしいアイテム”→驚きの値段に「こんなに安かったのか!」「今売ってるとしたら10倍くらい」
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた