「痴漢抑止バッジデザインコンテスト2018」入賞12作品出そろう 学生たちがデザインに込めた「痴漢は犯罪です」

最終選考がスタート! Web投票できます。

» 2018年11月09日 12時15分 公開
[谷町邦子ねとらぼ]

 2018年で第4回目となる「痴漢抑止バッジデザインコンテスト」。入賞作品12作品から商品化される5作品を選ぶ最終選考がスタートしました(期間は11月18日まで)。


痴漢抑止バッジ2018 審査は11月18日まで

 痴漢抑止バッジ(540円・税込)は、2015年、通学時の痴漢被害に苦しんでいた都内の女子高校生が、「痴漢は犯罪です」「私は泣き寝入りしません」と書いたカードをカバンにつけて被害を防いだことがきっかけで始まりました。


痴漢抑止バッジ2018 最終選考に残った12作品

 警察庁のデータでは電車内痴漢犯罪の被害者は、15〜19歳が49.7%、20代が36.8%。中には電車通学の学生が多くいると考えられます。そのことから、バッジのデザインには将来デザイナーを目指す学生から募り、審査にも多くの中高生が参加しています。

 「痴漢抑止バッジデザインコンテスト2018」では、全国178校の学生から731作品もの応募があり、関西を中心に中学高校6校153人の二次審査により、入賞作品12点が選ばれました。

 入賞12作品は11月7日〜27日、「あべのハルカス ウォールギャラリー」(大阪市)に展示され、ギャラリー来場者は18日まで好きなデザインに投票できます。

 また、ネットでの投票も可能! 12月8日に東京ミッドタウン開催の授賞式で、最終選考を通過した新デザイン5作品を発表、商品化を決定します。授賞式は一般の方も観覧できます。バッジはネットや駅構内のコンビニなどで販売する予定とのこと。

 一票を投じたりバッジを購入したりして、痴漢という犯罪の防止に役立ててみませんか?

入賞12作品


痴漢抑止バッジ2018 投票番号1 「つり革=手錠」 MIHAEL-ミハエル-/学校法人東京町田学園町田・デザイン専門学校 グラフィックデザイン科  


痴漢抑止バッジ2018 投票番号2 「うさぎだってゆるさない」 笠島優果−カサジマ ユウカ−/学校法人東京町田学園町田・デザイン専門学校 グラフィックデザイン科


痴漢抑止バッジ2018 投票番号3 「怒らせないで」 木村明日香−キムラアスカ−/学校法人東京町田学園町田・デザイン専門学校 グラフィックデザイン科 


痴漢抑止バッジ2018 投票番号4 「負けない」 TAiGA-タイガ-/沖縄県立芸術大学 美術工芸学部  


痴漢抑止バッジ2018 投票番号5 「この先分かれ道」 河内紗季−カワウチサキ−/学校法人美専学園北海道芸術デザイン専門学校 イラストレーション専攻   


痴漢抑止バッジ2018 投票番号6 「看過しないわよ」 紫麗月−シレル−/北海道芸術デザイン専門学校 産業デザイン学科イラストレーション専攻  


痴漢抑止バッジ2018 投票番号8 「痴漢にバッテン!」 熊猫パンチ−クマネコパンチ−/明治大学 文学研究科文芸メディア専攻


痴漢抑止バッジ2018 投票番号9 「見逃さない」 島本さやか−シマモトサヤカ−/麻生情報ビジネス専門学校北九州校 CGデザイン科


痴漢抑止バッジ2018 投票番号10 「STOP 痴漢」 黒鉄−クロガネ−/福岡デザイン&テクノロジー専門学校 クリエーティブデザイン科


痴漢抑止バッジ2018 投票番号11 「メッセージ」  山口泉香−ヤマグチミズカ−/宮崎県立佐土原高等学校 産業デザイン科


痴漢抑止バッジ2018 投票番号12 「見てるぞ、捕まえるぞ」 山本千春−ヤマモトチハル−/東洋美術専門学校 夜間イラストレーション科 

【一般社団法人 痴漢抑止協会】HPTwitter缶バッジをつけて身を守ろう〜Stop Chikan Badge(Facebook)

(谷町邦子 FacebookTwitter

11月21日追記:応募要項違反が確認されたため、7番の画像を削除しました。



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/21/news189.jpg 「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
  2. /nl/articles/2411/22/news014.jpg 川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
  3. /nl/articles/2411/22/news114.jpg 中村雅俊と五十嵐淳子の三女・里砂、2年間乗る“ピッカピカな愛車”との2ショを初公開 2023年には小型船舶免許1級を取得
  4. /nl/articles/2411/21/news027.jpg 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  5. /nl/articles/2411/22/news032.jpg 「壊れてんじゃね?」 ハードオフで買った110円のジャンク品→家で試したら…… “まさかの結果”に思わず仰天
  6. /nl/articles/2411/22/news018.jpg 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  7. /nl/articles/2411/22/news171.jpg なんと「身長差152センチ」 “世界一背が低い”30歳俳優&“世界一背が高い”27歳女性が奇跡の初対面<海外>
  8. /nl/articles/2411/22/news145.jpg 大谷翔平と真美子さん、「まさかの服装」に注目 愛犬デコピンも大谷家全員で“歩く広告塔”ぶり発揮か
  9. /nl/articles/2411/20/news027.jpg 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  10. /nl/articles/2411/22/news184.jpg 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた