家出した夜に助けてくれたお姉さんにお礼を言いたい 感謝をつづった漫画に反響

感謝が届きますように。

» 2018年11月18日 12時30分 公開
[きんじょうめぐねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 家族とケンカして家出をした夜、心細い中を助けてくれたお姉さんたちへの「ありがとう」を描いた漫画に、感動の声が寄せられています。作者は以前、不登校になったときのエピソードを漫画にして(関連記事)話題になった漫画家兼看護師の明@Ming(@rikukamehameha)さん。

rikukamehameha 家出 女神

 中学生のころ、家族との口論がきっかけで何度か突発的に家出をしたことがある明さん。その日もまた口論になって家出し、約40キロ離れた祖父母の家を目指すことにしました。大人の足で約7時間半かかるような距離を歩いていこうとします。

rikukamehameha 家出 女神 中学生の頃、明さんは辛い時期を過ごしていたそうです(関連記事
rikukamehameha 家出 女神 40キロの距離を歩こうと思えるほど思い詰めていたのでしょう……

 そのうち人影もない山と森と海だけの場所にたどり着きましたが、目的地へ行くには山を超えなければならないことに気が付きました。怖いながらもとにかく進むしかないと歩き続けていたら、後ろから車に乗った女性に声をかけられました。観光客と思しき2人の女性は「ねえ、何でそんなとこ歩いてるのー? 乗ってよ。送っていってあげるから!」「もう遅いし危ないよー」と明さんを心配して話しかけてきます。

rikukamehameha 家出 女神 暗い中で見上げる山は、昼間見るよりもずっと怖く感じるものです
rikukamehameha 家出 女神 道が暗いことも見知らぬ人に声を掛けられることも怖いですよね

 明さんは断りますが、それでもついてくるお姉さんたち。「訳は言わなくてもいいから」「どこに行きたいか教えてくれたら連れて行くから乗って」と呼びかけますが、知らない人だからと明さんは無視して歩き続けました。

rikukamehameha 家出 女神 心配して声を掛け続けてくれたお姉さんたち。それでも見知らぬ人なので安易に車に乗りたくはないです

 それでもお姉さんは諦めず、結局明さんの方が根負けして車に乗ることに。目的の街で降ろしてもらい、無事祖父母の家に行くことができました。お姉さんたちはいい人だったからよかったですが「本当は知らない人の車に載っちゃダメだよー!!」と明さんは呼びかけています。

rikukamehameha 家出 女神 無事に目的の金武町に到着しました。何事もなくて良かった

 その後父親が迎えに来て家に帰った明さん。覚えているのはそれだけで、怒られたかどうかも覚えていないそうです。

 暗い道を歩いているとき、本当はとても怖かったと明さん。真っ暗で誰もいないけれど、引き返すこともできなくて、誰かに助けてほしかったと振り返っています。旅行者らしいお姉さんたちは知らない土地を地図で調べながら慣れない道を走ってくれました。もしかしたら旅行が台無しになってしまったかもしれません。それでも、見捨てないでいてくれたお姉さんたちの存在が本当はすごくうれしかったと、明さんは感謝をつづっています。

rikukamehameha 家出 女神 何事もなく無事に到着できたのは、お姉さんたちのおかげですね
rikukamehameha 家出 女神 暗い中ひとりで歩いていて心細かったときに、優しい人たちに出会えて本当に良かった!

 お姉さんたちにしても、見知らぬ子どもに声をかけることに不安があったかもしれません。旅行中にもかかわらず手を差し伸べたお姉さんたちに「女神ですね」「お姉さんたちすごい」という称賛の声が上がるとともに、明さんの思いが2人に通じることを願う声が寄せられています。「ありがとう」が伝わるといいですね!

 作者の明さんは現在「よみタイ」でコミックエッセイ「漫画家しながら、ツアーナースしています。」を連載中。学校の修学旅行や自然教室に同伴する看護師「ツアーナース」の仕事について描いています。

画像提供:明@Ming(@rikukamehameha)さん

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  2. /nl/articles/2412/10/news133.jpg 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  3. /nl/articles/2412/12/news089.jpg フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. /nl/articles/2412/14/news081.jpg 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  5. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  6. /nl/articles/2412/15/news002.jpg 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  7. /nl/articles/2412/14/news038.jpg 「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
  8. /nl/articles/2412/14/news063.jpg 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  9. /nl/articles/2412/14/news002.jpg 【今日の難読漢字】「男衾」←何と読む?
  10. /nl/articles/2412/15/news024.jpg おじいちゃん「昔はモテた」→孫は信じていなかったが…… “今では想像できない”当時の姿が140万再生「映画スターのよう」【米】
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」