18年ぶり再アニメ化「フルーツバスケット」 ネットの反応に見る″前作”の偉大さ

2019年に全編アニメ化決定! ファンの思いはちょっぴり複雑なようです。

» 2018年11月20日 18時35分 公開
[ねとらぼ調査隊ねとらぼ]

 11月20日に再アニメ化が正式発表された「フルーツバスケット」(通称「フルバ」)。全世界累計3000万部突破の少女漫画が、スタッフ&キャスト一新で2019年にアニメになります。

 発表後にはTwitterのトレンド1位になるなど、大きな反響があったフルバの一報。ネットではどのような反響があったのか、ねとらぼ調査隊が調べてみました。

フルバ 再アニメ化が発表された「フルーツバスケット」。ネットの反応は?

盛り上がり

{'type':'line'、'data':{'labels':['2018/11/10'、'2018/11/11'、'2018/11/12'、'2018/11/13'、'2018/11/14'、'2018/11/15'、'2018/11/16'、'2018/11/17'、'2018/11/18'、'2018/11/19'、'2018/11/20']、'datasets':[{'label':'ツイート数'、'data':[9、3、4479、4886、583、100、65、31、75、402、13515]、'backgroundColor':'rgba(255、115、116、.7)'、'borderColor':'transparent'、'borderWidth':'0'、'pointBackgroundColor':'transparent'、'pointBorderColor':'transparent'}、{'label':'RT数'、'data':[2、0、2610、3134、375、38、32、11、32、266、11915]、'backgroundColor':'rgba(255、183、116、.7)'、'borderColor':'transparent'、'borderWidth':'0'、'pointBackgroundColor':'transparent'、'pointBorderColor':'transparent'}]}} 期間:11/10〜11/20

 公式発表があった11月20日に大きな盛り上がりを迎えています。

 11月11日〜14日に″山”ができているのは、11日ごろに早バレ(いわゆる情報漏えい)があった影響でしょう。今回のアニメ化は20日発売の「花とゆめ」本紙での発表が予定されており、表紙にその情報が記載されていました。11日付近に表紙が拡散され話題に。14日ごろに「花とゆめ」編集部が「20日の公式発表をお待ちください」とコメントし、落ち着きを見せました。


注目しているのは誰?

男女比

{'type':'pie'、'data':{'labels':['女性'、'男性']、'datasets':[{'data':[71.6、28.4]、'backgroundColor':['#CCC'、'rgba(255、115、116、.7)']、'borderWidth':[0、0]}]、'illust':0}} 期間:11/10〜11/20

 男女比は、男性28.4%、女性71.6%。女性から注目されています。


年代

{'type':'pie'、'data':{'labels':['20代'、'30代'、'10代'、'40代'、'50代']、'datasets':[{'data':[69.9、16.8、9.3、3.2、0.8]、'backgroundColor':['rgba(255、115、116、.7)'、'rgba(255、183、116、.7)'、'rgba(228、170、1、.7)'、'rgba(107、182、187、.7)'、'rgba(68、174、234、.7)']、'borderWidth':[0、0、0、0、0]}]、'illust':0}} 期間:11/10〜11/20

 年代はどうでしょうか?

10代:9.3%

20代:69.9%

30代:16.8%

40代:3.2%

50代:0.8%

 圧倒的に多いのが20代。原作の連載が始まったのは1998年です。小学生〜中学生のときに作品に出会ったファンが大人になり、再アニメ化に反応している――ということが読み取れます。フルバに人生の価値観を教わったという人も少なくないのでは(ねとらぼにもそんな女性陣がいます)。


ポジティブ? ネガティブ?

{'type':'pie'、'data':{'labels':['ポジティブ'、'ネガティブ']、'datasets':[{'data':[95、5]、'backgroundColor':['rgba(255、115、116、.7)'、'rgba(255、183、116、.7)']、'borderWidth':[0、0]}]、'illust':0}} 期間:11/10〜11/20

ポジティブが95%、ネガティブが5%。アニメ化を喜ぶポジティブ意見が多かったです。


関連ワード

関連ワード

 「フルーツバスケット」は、2001年にアニメ化しています。アニメーション制作はスタジオディーン、監督は大地丙太郎さん。原作が連載中だったため、一部キャラクターの設定やストーリーがオリジナル展開となっています。キャストには堀江由衣さん(本田透役)、久川綾さん(草摩由希役)、関智一さん(草摩夾役)などが参加しています。また、故・岡崎律子さんによる主題歌「For フルーツバスケット」はアニメファンの中でも高く評価されています。

 アニメ化が明かされたときに、多くのファンが反応したのはそのポイントでした。関連ワードの上位には「キャスト」「スタッフ」「変更」が並んでいます。

ネガティブ:前作からくる不安

 前作アニメの評価が高いがゆえに、再アニメ化を不安視する人も。また、原作には大きな衝撃を与えた″とある展開”があり(前シリーズでは未アニメ化部分)、新アニメではどのような構成や演出になるのかを気にするファンもいるようです。



ネガティブツイートをもっと見る

ポジティブな意見の中にも

 ポジティブの中にも、以前のアニメについて触れているものがちらほら。それだけ大きな作品だったということでしょう。



ポジティブツイートをもっと見る

「全てを新しく」

 白泉社は20日、「花とゆめ」公式サイトに高屋奈月先生のコメントを掲載。「すべて新しいメンバーで作ってください。です。すべて。すべてをです。閉じた幕をもう一度開けたいというのならば、新しく、新しいすべてで世界を再構築してくださいと」「前作へのリスペクトを忘れる事なく、その上で、一人でも多くの方に新たな思い入れを抱いてもらえるような作品を構築していってくださることを願っております」――と、再アニメ化に寄せる高屋先生の思いがつづられていました。

 スタッフやキャストの変更は、前作に思い入れがある人ほど衝撃を受けるもの。ですが、新生フルバを高屋先生と一緒に楽しみにしたいところです!

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2408/31/news036.jpg 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほどの変貌が379万表示「そこだけボッ!ってw」 半年後の現在について聞いた
  2. /nl/articles/2408/30/news121.jpg 「地獄絵図」「えぐすぎやろ……」 静岡・焼津市の地下歩道が冠水 “信じられない光景”にネットあぜん
  3. /nl/articles/2408/31/news073.jpg 「よくこんなものが……」 米不足でメルカリに米出品→疑問の声も 運営は“禁止出品物”に「然るべき対応」
  4. /nl/articles/2408/31/news025.jpg 次男に塩対応の柴犬、いよいよ次男の帰省最終日を迎え…… 本音が出た瞬間に「不意に泣かせるのやめて欲しい」と感動の声
  5. /nl/articles/2408/30/news017.jpg 最上位グレードのハイエースを“50万円の底値”で購入したら…… 驚きの実物に「ある意味最強」「正直、羨ましい」
  6. /nl/articles/2408/30/news188.jpg 実写「着せ恋」、キャストに物議 海夢の再現度が高すぎるタレントを推す声あがる 「逆になんであかせあかりさん以外の人……」
  7. /nl/articles/2408/29/news193.jpg 「なんで欲しいと思ったんですか?」 酔った勢いで購入 → 後日届いた“まさかの商品”に反響 「理性あったら買わないw」
  8. /nl/articles/2408/28/news142.jpg 明石家さんま、69歳バースデー迎え長男から幸せ呼ぶ“輝かしいプレゼント” 同席した元妻・大竹しのぶは「最高の笑顔でした」
  9. /nl/articles/2408/31/news084.jpg 仕事早いな! 大谷翔平の愛犬“デコピン”、大反響の始球式がさっそくTシャツ化 「こ、これは……」「欲しい!」と爆売れの予感
  10. /nl/articles/2408/30/news113.jpg 「これ600円なの?」 大谷翔平が長く愛用しているデコピンの“おやつ入れ”、始球式で注目「おそろだった」「真美子さんが選んだのかな」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  2. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  3. 「苦手な芸能人は誰?」 あのちゃん、女性芸能人を“実名で即答” 「ここ最近で一番笑った」「強すぎる」
  4. ホテルでチェックアウト、忘れ物で多いのは? ホテル従業員が教える「圧倒的に多い忘れ物」
  5. 乳がん闘病中の梅宮アンナ、抗がん剤治療で「髪の毛ほとんどなくなっています」 帽子かぶり「ああ、来たか」
  6. 「キティちゃんのお面だと思ったら……」 ひっくり返すと“まさかの正体”に11万いいね
  7. 「凄すぎる…」「ガチで滝」 “市ケ谷駅の冠水”が衝撃与える 階段に大量の水が流れる様子も…… 東京メトロに経緯を取材
  8. 「早すぎます」「一体なにが」 52歳ボディービルダー、訃報1週間前に最期の投稿で“人生初の試み” 恋人は「亡くなる数時間前まで普通にお出かけも」
  9. お盆で帰省した次男に、柴犬も猫もまさかの反応→どちらも豹変して爆笑 「涙出てきました」「おもろ可愛過ぎ(笑)」
  10. 着陸する戦闘機を撮ったはずが…… タイミングが絶妙すぎる1枚に「一部の専門家には貴重な一枚」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」