ギョーザにお好み焼き、悪魔まで ローソンストア100止まらぬ“ユニークおにぎり”誕生の秘密とこだわりを聞いた
常に頭の中をおにぎりでいっぱいにして作られていました。
ここ数年、ローソンストア100で販売するおにぎりが頻繁にネット上などで話題を集めています。「具のせおにぎり」シリーズと呼ばれるもので、ギョーザやお好み焼き、たこ焼き、親子丼などをそのまま乗せた大変インパクトあふれる商品を次々にリリース。11月21日には「チリ餃子と炒飯おにぎり」を新たに発売しました。
具をおにぎりの中に入れるのではなくそのまま乗せる豪快な作りは、ネット上でたびたび話題に。2015年から始まったシリーズですが、現在もたびたびに新作が発売されています。
一体これらのユニークなおにぎりはどのようにしてうまれたのか、そしてどのように開発されているのか。ローソンストア100に聞いてみました。
―― ユニークなおにぎりを始めたきっかけはどのようなものだったのでしょうか。
ローソンストア100:ローソンストア100の『個性』を作りたい!という思いから始めました!
お客様に毎日ワクワクした気持ちでおにぎり(お食事)を選んで頂きたいと思い……競合他社にはないオリジナルの商品ラインアップを始めました。大きな具材が中に入っているのではなく上にのっている「具のせおにぎり」が話題になっていますが、このシリーズは男性をターゲットに、おにぎり1個で「食べ応え」「満足感」を感じていただきたいと「ワンハンドで食べられる丼」をイメージして大きな具をのせたのが始まりです。
―― ネット上での反応についてどう思いますか。
ローソンストア100:想像以上に大きな反響で、とてもうれしく思っています!
特に9月に発売した「悪魔のおにぎり」(具のせではなく、いか天入りの天かす・青のり・天つゆを混ぜたおにぎり)はネット上で瞬く間に話題となり発売から4週間で20万個が売れるという大ヒットとなりました。「常識を超えている」「もやはおにぎりではない」などツッコミの言葉もうれしいです。
―― 新商品はどのように決めているのでしょうか。
ローソンストア100:日々、「おにぎりに何をのせたらおいしいか」を考えています。食事に行っても飲みに行っても、メニューを見ながら「これをのせたらどうだろう」とすぐに考えてしまいます。そのアイデアの中から試作を繰り返し、試行錯誤して、味も食べ応えもOKとなったものだけが新商品として生まれます。おにぎりは月に平均15種類を新発売しています
―― 特に売れた商品と、特に印象に残っている商品はどれですか。
ローソンストア100:「悪魔のおにぎり」は特に売れたおにぎりとして印象深いです。また、2017年10月に発売した「餃子とチャーハンおにぎり」も発売から3日間で3万個売れた大ヒット商品でした。これもネットから火がついたのですが、数量限定商品だったため、約3週間で販売終了となってしまいました。その時のお客様からの驚きの声や、喜んでいただけたことが忘れられず、2018年11月21日に「チリ餃子と炒飯おにぎり」を発売しました。こちらは数量限定ではなく、現在も好評販売中です。
―― 開発で特に苦労した商品はどれですか。
ローソンストア100:2018年3月に発売した「お好み焼おにぎり」「たこ焼おにぎり」です。これは開発というよりも、発売許可のOKを得るのに苦労しました。「やりすぎだろ!」「常識的ではない!」という声を押し切って発売したのですが、結果どちらも発売から1週間で5万個が売れるヒット商品となり、一安心です(笑)。
―― お勧めのおにぎりはありますか。
ローソンストア100:「親子丼風おにぎり」です。もう、これは、美味! です。柔らかい鶏肉とだしが利いた、優しい甘みの玉子がマッチして正に親子丼! です。実は、おにぎり工場の中で、専用の型に鶏肉を置き、ダシ、卵液を流し入れ1つ1つ手作りで焼いています。「家庭の味」を目標に、味付けから焼き時間まで細部にこだわり、作り上げた商品です。
―― 「あまり知られていないけど実はおいしい」商品があれば教えてください。
ローソンストア100:「おこわおにぎり」シリーズです。当社のおこわおにぎりはセイロで丁寧に蒸し上げ、もちもちとした食感の本格的なおこわです! 私の中では……ボリュームやユニークなおにぎりの陰にジッと隠れながらも自信のおいしさでお客様の手に取っていただけるのを待っている、すてな女性。そんな位置付けがおこわおにぎりシリーズです! 特に2018年12月6日新発売の「鮭昆布おこわおにぎり」は、鮭のうまみと細切りこんぶの優しいうまみが引き立つ1品です!
―― 没になった具材があればその理由を教えてください。
ローソンストア100:あんかけ揚げ焼きそばです。おにぎりの上にパリパリとした揚げ焼きそばをのせ、ご飯と麺の間にあんを入れようと考えましたが、何度試作をしても麺の食感がパリパリにならず没にしました。時間がたっても、冷めてもおいしいことが必要なので、難しかったです。
ユニークなおにぎりの数々は、日夜頭の中をおにぎりのことでいっぱいにして作られていたのでした。食べごたえと満足感にこだわって作られるおにぎりの数々は、忙しい社会人から食べ盛りの子どもたちまで幅広い人たちの胃袋を満足させてくれることでしょう。
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ルビー色は天然色。
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