ナゾだけど温かい世界観 エレベーターからペンギンやマンボウが出てくる動画に「好き」の声集まる

まさに“いとおかし”なアニメーション動画です。

[宮原れい，ねとらぼ]

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　どこでもドアのようなエレベーターから次々と動物が出てくる、ナゾと不思議な魅力に満ちたアニメーション動画が「好き」の声を集めています。なんだか和む、優しい世界観。

　サラリーマンの男性がエレベーターのボタンを押して待っていると、ドアが開いて南極のような風景からペンギンさんが登場。そしてそのままテクテクと歩いて出てくるペンギンさんと、その様子を静かに見守る男性やOLさんたちの姿がとってもシュールです。

会社員の男性がボタンを押して待っていると

まさかのペンギンさんが登場。しかもドアの向こうは違う世界

かわいい。そしてシュール

　さらに次の階（？）では海の中に到着し、マンボーがスイーっと宙を泳いでエレベーターを降ります。最後は夕焼けに包まれた街に到着し、乗るのか降りるのかはわかりませんが、帰るようにエレベーターに入っていく会社員たち。現れた猫ちゃんをさり気なくなでるOLさんの姿がなんだかほほえましい。

何でもありなその世界観にほのぼのします

あり得ない世界ですが、同時にすごく人間味を感じる……

　投稿したのは、漫画『広がる地図とホウキ星』の作者で、さまざまなGIFアニメやイラストを投稿している描く調子（@kakuchosi）さん。「我ながらナゾ動画ですが、変な面白みがあるかと」とツイートされた同動画には、「なんかわからないけど好き」「ステキ」「温かい気持ちになる」と同意とともに称賛の声が上がり、14万を超えるいいねが集まるなど話題に。

　ちなみに動画はループ仕様で、コメントでは他にもサラリーマンの男性がカバンを持ち替えるシーンや、最後までボタンを押す様子、風景の映り込みなど、細かい部分までこだわられた丁寧な描写に「素晴らしい」の声が上がっています。

エレベーターに乗っているのか、降りているのか。いろいろ想像できる楽しみもあります

画像提供：描く調子（@kakuchosi）さん