別府市、2度目の大暴れ タオル1枚の男たちが街を疾走する公式動画「NO SIDE - BEPPU CITY」公開

取りあえず温泉を押しておこうという意思。

» 2019年01月07日 17時30分 公開
[コンタケねとらぼ]

 大分県の別府市が、タオル1枚の男たちが街を全力疾走する公式動画「NO SIDE - BEPPU CITY」を公開しました「湯〜園地」で全視聴者の度肝を抜いた俺たちの別府市が、約2年ぶりに帰ってきた!


またとんでもない動画を!

 別府市は、2019年9月20日〜11月2日に開催予定の「ラグビーワールドカップ2019 日本大会」における公認キャンプ地として、 ニュージーランド、 オーストラリア、 ウェールズ代表チームを市内に迎える予定となっています。今回の動画は、 そのおもてなしに向け「NO SIDE」プロジェクトとして“ラグビーと温泉の融合”をテーマに作られました。


別府市 温泉 ラグビー ワールドカップ NO SIDE 静かに温泉に漬かる青年。しかし桶を手にすると……

 動画は1人の青年が温泉に漬かっているところから始まります。実に気持ちよさそうですが、風呂桶を手に取るとタオル1枚で街をダッシュ! 桶をボールに見立て、桶を奪おうとしてくる住民たちとラグビーをしながら駆け抜けていきます。


別府市 温泉 ラグビー ワールドカップ NO SIDE 途中ルールのやテクニックの解説が挟まれていきます


別府市 温泉 ラグビー ワールドカップ NO SIDE


別府市 温泉 ラグビー ワールドカップ NO SIDE


別府市 温泉 ラグビー ワールドカップ NO SIDE


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 ゴールには青年の恋人らしき女性が待っているのですが、彼女も青年の到着を見届けるとタオル1枚に。最後はラグビー場でウォークライ(試合前にチーム全員で行う鬨(とき)の声と踊り。 手を叩き足を踏み鳴らして叫ぶことで、力を誇示し、気勢を高める)を踊って締めます。温泉とラグビーが見事に融合して……いる……?


別府市 温泉 ラグビー ワールドカップ NO SIDE ウォークライを踊って締め


別府市 温泉 ラグビー ワールドカップ NO SIDE 楽しそう


別府市 温泉 ラグビー ワールドカップ NO SIDE


別府市 温泉 ラグビー ワールドカップ NO SIDE


別府市 温泉 ラグビー ワールドカップ NO SIDE


別府市 温泉 ラグビー ワールドカップ NO SIDE

 ムービーの制作に際しては、 ラグビー経験者を中心にした総勢200人以上の市民ボランティアが参加。 市内の高校の現役ラグビー部員や顧問、 ラグビー経験のある市役所職員や、 実際におもてなしにあたる一般市民まで、 さまざまな市民が一丸となって完成にこぎつけたそうです。参加した市民は全員が自宅から持ち込んだ“マイ湯桶”を手に、 バスタオル1枚で全15テイクの撮影にトライ。 「別府市民のおもてなしへの熱気が詰まった、 世界一ホットな“ウォー・クライ”となりました」とコメントしています。

 なお、実際にムービーが撮影されたのは11月下旬で最低気温5度となる日だったそうなのですが、「湯〜園地」の動画といいなぜ別府市は真冬に裸で屋外にいる動画を公開したがるのでしょうか。別府市民の温泉パワーがそうさせている……?

 なお、今回の動画についで、別府市長は以下のようにコメントしています。

別府市長のコメント

2016年11月、 温泉の魅力を広く世界にアピールしたいという想いと実現不可能とも思える公約を描いた1本のムービーは、 世界中で大きな反響をよび、 予想をはるかに超える勢いで100万再生を達成しました。 当初は「やってしまった感」でいっぱいだったものの、 そこから別府市全体が一丸となって知恵と力を出し合い、 最終的には世界にも例のない「湯〜園地」という大きなイベントの実現につながりました。 このプロジェクトを通じて改めて実感したのはそして温泉というコンテンツの強さと、 別府市ならびに市民の、 皆様の持つ大きなポテンシャルです。

別府市では、 2015年よりラグビーW杯2019別府キャンプ誘致プロジェクトを進めており、 これまでラグビーを通じて様々な国や地域との交流を進め、 2018年の公認キャンプ地内定以降も、 代表チームやファンの皆様に快適に滞在していただくための様々な準備を進めて参りました。 いよいよ開催年となった2019年、 改めて市民の皆様とともに、 世界にむけて別府の心意気とポテンシャルを発信したいと考えました。 ラグビーと温泉を愛する市民が一丸となって撮影されたムービーには、 世界にむけた別府の熱い意気込みが込められています。 温泉街ならではのおもてなしを楽しみに、 世界から別府に多くの人が訪れてくれることを心から願います。


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