ニュース
» 2019年01月31日 10時00分 公開

GPSを使って地図上に描くスヌーピー 「スヌーピーラン」企画者に話を聞いた

始まりは毎年の干支を描く「干支ラン」の活動でした。

[沓澤真二ねとらぼ]

 東京の地図に描かれたスヌーピーのイラストが、かわいらしくてすてきです。これはGPSアプリを利用し、走行経路で地図上に絵を描く「ランニングアート」によるもの。大地丙太郎監督が話題にしたことをきっかけに、Twitterで注目を集めています。


2019年版 ウッドストックも一緒!

 この「スヌーピーラン」という企画を立ち上げたyuka.co(@yuka__co)さんに話を聞いたところ、始まりは2018年のこと。毎年の干支をランニングアートで描く「干支ラン」イベントに参加した際、同年(戌年)のコースデザインを考えたのがきっかけなのだそうです。


亥年 2019年(亥年)の干支ランも、yuka.coさんがコース制作を担当。総走行距離は約28キロ

 もともとキャラクター作りが好きだったyuka.coさんは、地図を見ながら犬らしいラインを模索しているうちに、スヌーピーが描けそうだと思い付きました。その後は、イメージした線を地図上に反映し、見た目と距離のバランスをとりながら何度も修正。コースがほぼ固まると、検証のため試走します。


過程 初代スヌーピーコースの制作過程。初期段階では、ちょっと頭がソリッド

過程 整ってきたけど、まだ後頭部が不安かも

過程 全体的に丸みを帯びてかわいらしくなりました

 企画は実行する前から反響が大きかったため、入念な準備がなされました。集団で30キロ以上の長距離を走るため、道中に工事はないか、休憩のとれる大きめのコンビニはないか、全行程で何時間程度かかるかなど、試走中はさまざまな角度からチェックが行われます。初めてスヌーピーコースを作ったときは、試走を3回も重ねたのだとか。

 そして本番では2日間、1日40人が走り大いに盛り上がったそうです。東京タワーや新橋、六本木など観光もできるよう考えて作ったコースは、yuka.coさんにとって思い入れの深いものとなりました。今後も大勢で走って楽しめるイベントにしていきたいと考えており、詳細はTwitterとInstagramで伝える予定とのことです。


2018 2018年に完成した、ハートつきスヌーピー。コースに六本木のスヌーピーミュージアム(現在は閉館。2019年秋に町田市へ移転し再開予定)を入れる心憎さよ

画像提供:yuka.co(@yuka__co)さん



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/1605/20/news111.jpg 絶対にプラスチックのカップで「焼きプリン」を作るという執念 森永「焼きプリン」の製法特許がすごいと話題
  2. /nl/articles/2312/09/news033.jpg 13年外につながれボロボロのおばあちゃんワンコを保護 人間を信じ始める姿に涙「今まで苦労した分以上の幸せな余生を送れますように」
  3. /nl/articles/2312/10/news011.jpg 犬同伴OKのビュッフェに柴犬と行ったら…… 全く別の楽しみ方をしてしまう姿に「かわいいいいい」「気持ちよさそう」
  4. /nl/articles/2312/10/news019.jpg 入院で2週間不在だったママを待ち続けた猫、再会の瞬間…… 涙を誘う喜びあふれる“お返事”に「深い絆に涙が」「嬉しさがひしひしと」
  5. /nl/articles/2312/10/news018.jpg 同居猫のおしりを嗅いで「テメェ屁こいたなぁ!!!!!??(怒)」と理不尽ギレする猫の姿に抱腹絶倒「夜中に爆笑させないで」「名作」
  6. /nl/articles/2312/10/news061.jpg 遠藤憲一、保護犬を家族に迎える 「保護時には栄養失調と足に怪我を」悲しい過去も、ウキウキお散歩ショットにほっこり
  7. /nl/articles/2312/08/news013.jpg 愛猫が息を引き取る直前「ありがとう、楽しかったよ」と声を掛けたら…… 家族みんなが久々に集った夜の奇跡に涙
  8. /nl/articles/2312/09/news081.jpg 短編ホラーゲーム「8番出口」で“開発者も知らない異変”が発生し笑いと恐怖 「マジでホラー」「本物の『怪異』だ」
  9. /nl/articles/2312/10/news033.jpg 捨てられて真っ黒だった元野良猫が、家猫になった今では…… 真っ白で幸せいっぱいの暮らしに「ほんときれいな美猫さんに」「胸が熱くなる」
  10. /nl/articles/2312/08/news180.jpg ミス東大の水着グラビアデビューに「東大まで行って」と失望の声 本人&現役グラドルも加わるネット論争に
先週の総合アクセスTOP10
  1. オール巨人、30年モノな“伝説の1台”に自負「ここまでキレイな車はない」 国産愛車の雄姿に称賛の声「気品がある」「凄くエレガント」
  2. 「明らかに写真と違う」 東京クリスマスマーケットのフードメニューが物議…… 購入者は落胆「悲しかった」
  3. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  4. 田中みな実、“共演した姉”の存在に反響「居るとは聞いていたけど」「激似やなぁ」 すらっとしたたたずまいに「品のあるお方」
  5. 藤本美貴、“全然かわいくない値段”のテスラにグレードアップ スマホ一つでの注文に「震えちゃ〜う!」
  6. マックで「プレーンなバーガーください」と頼んだら……? 出てきた“予想外の一品”に驚き「知らなかった」
  7. 伊藤沙莉、“激痩せ報道”の真相暴露→広瀬アリスの株が上がってしまう 「辱めったらない」告白に「アリスちゃん、ええ人や〜」
  8. 「あなたは日本人?」突然送られてきた不審なLINE、“まさかの撃退方法”に反響 「センス良い」「返しが秀逸」
  9. “鬼ダイエット”で激やせの「Perfume」あ〜ちゃん、念願の姿に「着れる日が来るなんて」と大喜び
  10. 900万再生のワンコに「電車で笑ってしまった」「つられてめちゃくちゃ笑っちゃうw」 “突然魔王になった犬”に腹を抱える人続出
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「酷すぎる」「不快」 SMAPを連想させるジャンバリ.TVのCMに賛否両論
  2. 会話できる子猫に飼い主が「飲み会行っていい?」と聞くと…… まさかの返しに大反響「ぜったい人間語分かってる」
  3. 実は2台持ち! 伊藤かずえ、シーマじゃない“もう一台の愛車”に驚きの声「知りませんでした」 1年点検時に本人「全然違う光景」
  4. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 西城秀樹さんの20歳長男、「デビュー直前」ショットが注目の的 “めちゃくちゃカッコいい”声と姿が「お父さんの若い頃そっくり」「秀樹が喋ってるみたい」
  7. “危険なもの”が体に巻き付いた野良猫、保護を試みると……? 思わずため息が出る結末に「助けようとしてくれてありがとう」【米】
  8. 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. おつまみの貝ひもを食べてたら…… まさかのお宝発見に「良いことありそう」「すごーい!」の声
  10. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」