見入ってしまう6分間 「ジュラシック・パーク」の影響で作られたストップモーション動画の迫力を見よ
ピザ屋は犠牲になったのだ。
YouTubeに公開されたストップモーション動画「INDOMATION」が圧倒的な緊張感で高い評価を得ています。ジュラシック・パークに影響されて制作したとのことで、6分の内容に対し製作期間90時間という力作です。これは見入ってしまう……。
外出先から帰ってきた家の住人（を表すデッサン人形）。デリバリーピザを注文し、ポップコーンを手にテレビで映画「ジュラシックワールド」を見始めると、寝落ちしてしまいました。
目を覚ますと、周囲は真っ暗。雷が鳴っており、どうやら停電を起こしているようです。何故かひっくり返って砂嵐の映像が流れるテレビを元の位置に戻そうとしていると、電気が復活。そしてその背後には……恐竜！
肩を噛みつかれたまま振り回され、壁にたたきつけられる住人。絶体絶命……かと思われましたが、恐竜は床に散らばったポップコーンを一口食べるとそちらに夢中に。住人は肩を抑えながらソロソロとバスルームに逃げ込みます。
どうにかバスルームの小窓をこじ開けようとしますが、ポップコーンを食べ終えた恐竜が臭いをたどってドアをぶち破って来てしまいます。まさに絶体絶命。しかしその瞬間、「ピンポーン」とインターホンがなりドアをノックする音が。ピザの配達が届いたのです。新しい人間の気配に、恐竜はドアの方へダッシュし、そのままピザ屋にタックル。吹き飛ばされたピザ屋を食べ始めてしまいました。ぴ、ピザ屋ー！
その間にどうにかバスルームから外へ脱出した住人。果たして逃げ切ることはできるのか、ぜひ実際に動画を見て確認してみて下さい。
この動画、ストップモーションながらかなりなめらかに動き、演出も非常に凝っています。登場人物がデッサン人形でありながらこの緊張感は、90時間の努力の結果といったところでしょうか。なお、セットはハンドメイドで、恐竜のフィギュアはオーダーメイドということです。
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