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» 2019年02月07日 20時09分 公開

シンガポール発「ティラミスヒーロー」、海外イラストレーターから指摘されたキャラの類似について謝罪

Gemma Correllさんのスタイルを踏襲していたと認め、「不幸と迷惑をもたらしてしまったことを非常に申し訳なく思っています」と謝罪しています。

[黒木 貴啓,ねとらぼ]

 シンガポール発のティラミス店「The Tiramisu Hero(ティラミスヒーロー)」(日本版はティラミススター)は2月7日、ブランドのロゴなどがイラストレーターのGemma Correll(ジェマ・コレル)さんの作品と酷似していると指摘されている件について見解を発表しました。過去にジェマさんの作風を参考にしていたと認め、「不幸と迷惑をもたらしてしまったことを非常に申し訳なく思っています」と謝罪しています。


 ジェマさんはニュージーランドのイラストレーター。7日にTwitterで「自分のオリジナル作品と『ティラミスヒーロー』のロゴの類似について、多くの人から問い合わせがあった」と発信し、ロゴ以外でも多くのイラストで作品がコピーされていると述べていました。また「この件についての法的見解をお聞かせいただけるシンガポールか日本の弁護士はいませんか」とツイートするなど、法的なアクションを起こす姿勢も見せていました(関連記事)。

ジェマさんが類似を指摘しているロゴ(上)と、ジェマさんの作品(下)(ジェマさんのTwitterより

 これを受け「ティラミスヒーロー」は公式Instagramで事情を説明。2012年に創業者2人がティラミスヒーローを立ちあげた際、マスコットキャラの作成に当たって、以前から大ファンだったジェマさんの作品から着想を得たとのこと。なるべく彼女の作品と違ったデザインになるようにしたものの、背景や設定、ポーズはジェマさんのスタイルを参考にしたと述べています。

 彼女の絵を複製したり、自分たちのものとして偽って使う意図はなかったものの、参考にしたことをジェマさん本人に伝えなかったことは「正しくなかった」「大きな誤ちでした」と反省の意を表明。「Gemmaと彼女のファンに本当に申し訳なかったと後悔しています」と謝罪しました。

 すでにジェマさんには謝罪のため連絡を取ったとのこと。また「ティラミスヒーロー」においてジェマさんを参考にしたアートワークは2015年以降制作しておらず、変更の結果、現在の猫のマスコットはジェマさんの作風からは離れていると説明しています。「独立した小規模事業主として、私たちは常に学ばせていただいており、より良い活動をするよう努めています。ご支援とご理解のほどよろしくお願いいたします」

 同店については2019年1月、日本国内にオープンした別のティラミス専門店「HERO'S」が同商号、ロゴを取得していることが判明。先行展開していたにもかかわらず、日本において商号やロゴの変更を迫られ、現在は「アントニオヒーロー」と「ティラミススター」の2つの商品名で日本展開中です(関連記事)。

 「HERO'S」のやり方については国内から批判的な声が多数上がっていましたが、今度はジェマさんが「ティラミスヒーロー」のアートワークについて類似を指摘し話題となっていました。

黒木貴啓



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