「これはやばい」「普通の人にはない感性」 自分の「顔面チョコ」を彼氏の誕生日にプレゼントした画家を取材
「顎から割りながら食べ進めました」とのこと。
画家が当時の彼氏の誕生日にプレゼントしたという“自分の顔面チョコ”が衝撃を与えています。これは忘れられない誕生日になりそう……!
「もうすぐバレンタインですね 以前私は当時の彼ぴっぴに顔面チョコレートをあげたことがあります。2カ月後に別れました」――というツイートで話題を呼んでいるのは、画家の棚村彩加(@Keko_Art)さん。
ツイートに添えられた画像には、ホワイトチョコレートで型をとった棚村さんの安らかなお顔がデーンと盛られており、周囲にはホイップクリームやアポロチョコレートがアーティスティックに添えられています。流石画家さん……!
このツイートは投稿から3日で4万2300件以上の“いいね”を獲得している他、「怖い…けど、笑いました」「これはやばいなぁ笑」といったコメントが寄せられており、中には「(よく二カ月もったな)」と彼氏さんとの関係に言及する声もみられました。
なぜ顔面チョコレートは生まれたのか
ねとらぼ編集部ではこのチョコレートの作者、棚村彩加さんに取材を申しこみ、衝撃のチョコレートが生まれた経緯を聞きました。
――SNSでは大反響ですが、なぜ“顔面チョコレート”を作ってみようと思ったのでしょうか。
棚村:このチョコレートを作ったのは彼の誕生日でした。当時彼は25歳で、「25年も生きてきたら普通のプレゼントでは喜ばないだろうなぁ」と考え、顔面チョコレートにたどり着きました。
――制作期間や使用したチョコレートの数量などは覚えていますか。
棚村:石こうのライフマスクを作るのに1日、食用のシリコンでライフマスクの型を取るのに1日、チョコレートが固まるまで半日かかりました。合計で2日半です。チョコレートは業務用のホワイトチョコレートを400グラムほど使用しました。
――想像していたよりも大変ですね。当時の彼氏さんの反応はいかがでしたか。
棚村:どこから食べたらいいのか困惑していました。
――このチョコレートを作ってよかったところと、失敗したなと思うところはどんなところですか。
棚村:このチョコレートを作って良かったことは、後日この型を使って、顔面プリンや顔面ゼリーなど、顔面の型を使っていろんなスイーツを楽しむことができたところです。失敗したことは400グラムのチョコレートの塊がめちゃくちゃ硬かったことです。顎から割りながら食べ進めました。
――制作でもっとも苦労した点はどこでしょうか。
棚村:もっとも苦労したのは、私の顔面が思っていたよりも大きく、冷蔵庫に入らなかったことです。
――また顔面チョコレートを作ろうと思われますか。
棚村:顔面チョコや顔面プリンは既に作ったので、次は顔面杏仁豆腐を作りたいなぁと思います。
棚村先生の次回作に期待したいですね。
画像提供:棚村彩加(@Keko_Art)さん
(Kikka)
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