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» 2019年02月10日 12時00分 公開

SNSがない時代、描いた絵を誰かに見てほしくてたまらなかった頃の話 (1/3)

承認欲求の塊だった。

[下村山知也,ねとらぼ]

 1997年、中学生だった私は、TRPG(※)に夢中でした。誰に頼まれるわけでもなく、自分たちの冒険の記録を大学ノートに記し始めたところ、承認欲求をこじらせてしまい、仲間にしか見せることのない冒険の記録ノートを学校に持ってくるようになりました。

※TRPG:テーブルトークRPGの略称。テーブルゲームの一種で、サイコロなど使用する。簡単に言うと、高度なごっこ遊び。


※セッション:TRPGにおける集合〜解散までのこと。


 あまりにも頻繁に仲間の元を訪れる私を不審に思ったサッカー部の10番は、仲間以外には絶対に見られたくないノートを見せてほしいと懇願します。そこから過去の記憶の扉が開いたのでした……。(以下回想シーン)

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