ニュース
» 2019年02月14日 08時00分 公開

「ロボット婚活パーティー」開催 男女の会話をAIが代行→4組のカップルが誕生

ドラえもんのひみつ道具「正直太郎」みたいな話だ。

[沓澤真二,ねとらぼ]

 男女の会話をAIが代行する、「ロボット婚活パーティー」が2月9日に開かれました。協力企業のサイバーエージェントが公開したレポートによると、4組のカップルが成立したとのことです。参加者本人は無言でいいので、口下手でもチャンスが。


イメージ 参加者のプロフィール情報を学習したAIが、コミュニケーションを代行

 イベントの主催は一般社団法人CiP協議会で、サイバーエージェントやシャープなどが協力企業として参加。16組の男女が一般公募で集まり、2部制で8組ずつ対面しました。第1部は男女がロボットだけでコミュニケーションを行い、第2部ではロボットが会話したのちに、本人が直接5分間フリートークを行う形式がとられました。


会場 会場の各テーブルにはシャープのロボホンが。これを介して基礎のコンタクトが行われる

 いずれにせよ、参加者のアンケート回答を学習したAIが、基礎のコンタクトを本人に代わって行うことになります。「趣味や嗜好などを、勝手にロボットが相手に伝える」と捉えると怖いものがありますが、自己アピールが苦手な人にはありがたいかもしれません。


ロボホン ロボホン同士が仲良くなれば、主人(?)も自然と仲良くなれるかも

 結果は、1部・2部とも2組のマッチングが成立。事後のインタビュー調査では、「自分のプロフィールやアピールポイントを、ロボットが代わりに伝えてくれているときに信頼できた」「自分の思った通りにロボットがあいづちを打ってくれたとき、分身のように思え、信頼が大きくなった」といった声がありました。アンケートでも、参加者はおおむねロボットを信頼に足ると評しています。


安心感 ロボットは信頼度も安心感も高評価。もっとも、学習用のソースを与えるのは参加者本人なので、都合の悪いことはしゃべらなかったであろうことは想像できます

 また、マッチング希望を出す相手を選ぶとき、「ロボットの会話内容」と「本人の外見」が、それぞれどの程度影響したかを調査したところ、前者が影響度で上回りました。具体的には、「普段は好みのタイプではない相手だったが、ロボットの対話から共通点を知ってフリートークが盛り上がり、興味が出た」「ロボットの対話中は自分で話す必要がなく、相手の情報のインプットに集中でき、興味が湧いた」といった感想が上がっています。コミュニケーションの煩雑な部分をAIに任せたことで、相手をより理解しやすくなったということなのでしょう。


影響要素 会話に気を遣わなくて済むおかげで、相手の真意がつかみやすくなった?

 サイバーエージェントはこの実験により、「自分のプロフィール情報を反映した内容を、ロボット等の対話エージェントが適切に会話代行を行うことは、『対話エージェントに対する信頼の醸成』へつながることが分かった」とコメント。今後もその観点に着目しつつ、ロボットやチャットボットによる接客対話技術の研究開発を進めるとしています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2110/25/news149.jpg 「くそが……!」 最上もが、奮発した「Uber Eats」の対応に怒り爆発 1400円ステーキの“中身”に「絶望」「もう頼まねえ」
  2. /nl/articles/2110/26/news040.jpg ニトリで猫用ベッドを購入→「大変気に入ってるようです」 笑撃のオチに「そっちだよね」「猫あるある〜」の声
  3. /nl/articles/2110/25/news023.jpg 産み捨てられた未熟児の子猫を保護、生死をさまよったが…… すくすく育った1カ月後のビフォーアフターに涙
  4. /nl/articles/2110/20/news052.jpg 「PS5購入者は箱に名前を書いてもらう」ノジマはなぜ転売ヤーを許さないのか? 苛烈な転売対策の背景を担当者に聞いた
  5. /nl/articles/2110/24/news050.jpg 庄司智春、愛車ダッジ・チャレンジャーが廃車に ガソリンスタンドで炎上、ボンネットから発煙し「やばい」
  6. /nl/articles/2110/26/news020.jpg 「最後くそわろた」「盛大に吹いたw」 コンビニバイトが出会った“変なお客さん”の珍行動漫画が話題に
  7. /nl/articles/2110/25/news057.jpg 子どもが熱を出したママのシフト変更を断った独身時代…… 親になって気付いた“ワーママの休みづらさ”を描いた漫画に反響
  8. /nl/articles/2110/26/news070.jpg ガンダムを廃材から作り出す職人がすごい 可動まで実現する神業に「令和のプラモ狂四郎」の呼び声
  9. /nl/articles/2012/09/news170.jpg ノジマ、PS5抽選販売で「転売ヤーを1件ずつ人力で排除」 応募総数は12万件、当選発表の遅れを謝罪
  10. /nl/articles/2110/21/news140.jpg 「早よ来い。ボケ」 知らない人から暴言メールが来たと思ったら…… ダブりの先輩から告白される漫画がシュールなハイスピードラブストーリー

先週の総合アクセスTOP10

  1. 「くそが……!」 最上もが、奮発した「Uber Eats」の対応に怒り爆発 1400円ステーキの“中身”に「絶望」「もう頼まねえ」
  2. 伊藤かずえ、13年間ともにした愛車とお別れ 総走行距離は14万キロ超で「今まで本当に有り難う」と感謝
  3. 庄司智春、愛車ダッジ・チャレンジャーが廃車に ガソリンスタンドで炎上、ボンネットから発煙し「やばい」
  4. 山本美月、ウエディングドレス姿がまるで「妖精」 母親のドレスをリメイクし背中に“羽”
  5. 「シーンとなった球場に俺の歌声がして……」 上地雄輔、後輩・松坂大輔の引退試合で“まさかのサプライズ”に感激
  6. シャンプーしたての柴犬に、猫がクンクン近づいて…… 何年たっても仲の良い姿に心がほかほか癒やされる
  7. ニトリで猫用ベッドを購入→「大変気に入ってるようです」 笑撃のオチに「そっちだよね」「猫あるある〜」の声
  8. じゃれ合う保護子猫たち、1匹が逃げ込んだのはまさかの…… ダッシュする姿に「一番安心だと知ってる」「爆笑した」の声
  9. 元SKE石田安奈、第1子出産後のぽっこりおなかに驚愕 産んだらへこむと思っていたのに「もう1人いるの!?」
  10. 産み捨てられた未熟児の子猫を保護、生死をさまよったが…… すくすく育った1カ月後のビフォーアフターに涙