社内で義理チョコ廃止→ならば自分で買えばいい バレンタインを満喫するチョコ好きおじさんの漫画がかわいい

義理チョコの習慣は不毛かもしれないけれど、チョコ好きが個人で楽しむ分にはそれでいい。

» 2019年02月15日 21時00分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 バレンタインデーの義理チョコ文化には批判も多く、近年は禁止とする企業も出てきています(関連記事)。これも時代の流れとはいえ、さみしく思っている男性もいることでしょう。そんな世情を描いた漫画「おっさんずバレンタイン」が、かわいらしいと好評です。


アイキャッチ 主な登場人物は、二宮(中央)・一条(小柄な男性)・四ツ谷(右の若者)の3人。名字の頭が「2/14」と同じ並びです

 「女房もくれなくなったし、今年はもうチョコを1つももらえない」と喫煙室で悲しむベテラン社員、一条の嘆きから物語はスタート。コンプライアンス部の決定により、バレンタインの習慣が社内で全面禁止となったのです。同輩の二宮も、憤る一条をなだめてはいますが、やはりチョコレートを食べられないのが残念な様子です。


1P

 そんな2人に、若手社員の四ツ谷は「お返しとかめんどいしチョコとかいらなくないっすか」「そんなにチョコが欲しいなら自分で買えばよくないっすか?」と、クールに正論を突きつけます。一条は「何が悲しくて自分で……」と反発しますが、二宮は「それは妙案かも」と納得。自分で買うのがイヤなら男性同士で交換すればいいと、アグレッシブにイベントへ参加するよう提案します。


2P

 一条はいまいち納得がいっていない様子でしたが、3人は思い切って催事場のチョコレート売り場へ。華やかな品ぞろえにうっとりした二宮は、実は甘い物が大好きなのだと告白します。いろいろと眺めているうちに、不満げだった一条もすっかりノリノリに。付き合わされた四ツ谷に「一番高いやつ買ってください」と言われても、「金ならありますからね我々は」「そこだけは小娘なんかに負けませんよ」などと、おじさんならではの余裕を見せつけます。


3P 最初は頭がかたいように見えていた一条が、意外にもすぐデレた

 全力で買い物を満喫して、二宮も一条もニッコリ。ずっとクールに振る舞っていた四ツ谷も、まんざらではなさそうです。そして3人は翌日、休憩タイムにチョコの交換を和気あいあいと楽しむのでした。あまりにも楽しそうで、女性社員も嫉妬気味?


4P

 漫画家のらくたしょうこ(@rakutadesu)さんが描いたこの作品は、「キャッキャしているおっさんたちかわいい」「優しい世界」など、好評を博しました。バレンタインには面倒事もありますが、二宮たちのように純粋にチョコを楽しむ日にしてしまえば幸せに過ごせるはず。

作品提供:らくたしょうこ(@rakutadesu)さん


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/18/news202.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. /nl/articles/2412/20/news023.jpg 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  3. /nl/articles/2403/21/news088.jpg 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. /nl/articles/2412/21/news038.jpg 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. /nl/articles/2412/21/news088.jpg 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  6. /nl/articles/2412/21/news056.jpg 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  7. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2412/21/news005.jpg 藤本美貴、晩ご飯に手料理7品 多忙でも野菜とお肉たっぷりで反響 「お疲れ様です」「凄く親近感」【2024年の弁当・料理まとめ】
  10. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」