ニュース
» 2019年02月18日 22時32分 公開

自在に悪夢を見ることができる「悪夢枕」開発へ 「自宅で眠るだけでお化け体験」目指す

恐怖体験には意外にも健康効果があるとのこと。

[たけしな竜美ねとらぼ]

 ソリッドアライアンスとゾウンテッドが業務提携を発表し、新規プロジェクトの第1弾として「悪夢枕(アクムマクラ)」の開発に着手したことを明らかにしました。


悪夢枕

 「恐怖」に定評のある2社が手掛ける「悪夢枕」は、その名の通り「それを枕にして寝るだけで悪夢を見られる」というガジェットです。2社の持つ恐怖の知識とメカニズムを詰め込んだ「ガチ」な仕様に期待が持てます。



 ソリッドアライアンスは、お寿司型UBSメモリ「SUSHIDISK」、おばけ探知機「ゴーストレーダー」「ばけたん」など、他にはないユニークなガジェットで知られる会社。面白く便利なアイテムを多数リリースしていますが、特にオカルト系ガジェットに関しては日本随一の企業です。

 もう一方のゾウンテッドは、自走式廃バスお化け屋敷「オバケバス」や、ベッド型お化け屋敷「ネグルシ」などのアトラクションを展開しています。ホラーアトラクションをワンストップで運営できる、こちらも国内髄一のプロフェッショナルお化け屋敷企業です。


ベッド型お化け屋敷「ネグルシ」の体験映像

 ただ「悪夢を見られる枕」と聞けばジョークグッズと思われるでしょうが、ソリッドアライアンスのオカルトガジェットは、明確な根拠と理論に基づいて作られたものばかり。さらに「恐怖」への造詣が深いゾウンテッド社と手を組んで作るとなれば、期待以上のクオリティに仕上がること間違いなしです。


悪夢枕のコンセプトと意外な健康効果

 悪夢枕にはまず「自宅で手軽に体験できる、エンターテイメントとしての恐怖」というコンセプトがあるとのこと。時間を使ってお化け屋敷やホラー映画の鑑賞などに出向かずとも、自宅で眠るだけでお化け体験ができるのです。


悪夢枕 現状では、静かな音声によって悪夢を見せる仕組みを想定している、とのこと

 次に、悪夢枕の持つ効果についてです。アメリカ・ピッツバーグ大学の研究によれば、お化け屋敷やホラー作品などで得られる恐怖体験には、世界の名立たる経営者や大企業が取り入れているという、脳や身体を壮健にする「マインドフルネス瞑想」と同じ効果があるとのこと。さらにこの研究によれば、受動的ではなく自主的に恐怖を体験すると、脳の高揚や達成感が得られるほか、日常に襲い来る恐怖や不安の克服にも役立つそうです。

 つまり悪夢枕は、自宅で簡単に恐怖体験というエンターテイメントを楽しみつつ、さらには心身の健康維持や自分磨きにも役立つという、これまでにない製品と言えるのです。

 またスマートフォン連携を利用して、睡眠のデータや悪夢を見たか否かなどの情報を取得する機能などの搭載を予定しているとのこと。睡眠レコーダーとしても役立ちそうです。


悪夢枕

発売は2019年内の予定

 ソリッドアライアンスは「オカルト三部作」と題し、これから様々な分野のオカルトガジェットを次々にリリースする予定とのこと。また、測定者のオーラカラーを8色で表示するガジェット「オーラ玉」など、過去の同社製品の蔵出し再販も予定しているといいます。

 ほか、以前紹介した「BAKETAN-霊石-」に関しても、スマートフォン連携による心霊情報IoT化などのバージョンアップを予定しているとのこと。

 ひとまずこの悪夢枕、現状では2019年末までの発売、価格は1万円以下を目標に開発が続いています。オカルト三部作やバージョンアップも含めて、続報が楽しみなところです。


たけしな竜美


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2312/02/news048.jpg 「明らかに写真と違う」 東京クリスマスマーケットのフードメニューが物議…… 購入者は落胆「悲しかった」
  2. /nl/articles/2312/01/news138.jpg 伊藤沙莉、“激痩せ報道”の真相暴露→広瀬アリスの株が上がってしまう 「辱めったらない」告白に「アリスちゃん、ええ人や〜」
  3. /nl/articles/2312/01/news012.jpg 娘が子猫を保護→ある日おなかが異様にふくらみ、病院へ連れて行くと? 「貴重な経験」となった診察結果に驚き
  4. /nl/articles/2312/02/news060.jpg 庄司智春、“夫婦格差”を表す1枚の写真に共感続々 「あるだけマシですよ!」と哀愁漂う反響も
  5. /nl/articles/2312/02/news003.jpg ちいかわデザインのおくすり手帳を開いたら……? “まさかの中身”に衝撃走る「絶対に笑ってはいけない」
  6. /nl/articles/2312/01/news121.jpg “鬼ダイエット”で激やせの「Perfume」あ〜ちゃん、念願の姿に「着れる日が来るなんて」と大喜び
  7. /nl/articles/2309/23/news080.jpg 「ボッタクリにも限度ある」 FFイベントで売店の“焼きそば”めぐり騒動 運営謝罪「スタッフが半ばパニックに」
  8. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  9. /nl/articles/2312/02/news061.jpg 「ちょっと緊張してるパパ」ギャル曽根、夫が第3子を抱く“顔出し”ショットが幸せの極み 「素敵な写真」「ちっちゃーい」
  10. /nl/articles/2311/30/news047.jpg 「あなたは日本人?」突然送られてきた不審なLINE、“まさかの撃退方法”に反響 「センス良い」「返しが秀逸」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  2. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」
  3. 愛犬と外出中「飼いきれなくなったのがいて、それと同じ犬なんだ。タダで持ってきなよ」と言われ…… 飼育放棄された超大型犬の保護に「涙止まりません」
  4. ミキ亜生、駅で出会った“謎のおばさん”に恐怖「めっちゃ見てくる」 意外な正体にツッコミ殺到「おばさん呼びすんな」「マダム感ww」
  5. 永野芽郁、初マイバイクで憧れ続けたハーレーをゲット 「みんな見ろ私を!」とテンション全開で聖地ツーリング
  6. 道路脇のパイプ穴をのぞいたら大量の…… 思わず笑ってしまう驚きの出会いに「集合住宅ですね」の声
  7. 柴犬が先生に抱っこしてほしくて見せた“奥の手”に爆笑&もん絶! キュンキュンするアピールに「あざとすぎて笑っちゃった」
  8. 病名不明で入院の渡邊渚アナ、1カ月ぶりの“生存報告”で「私の26年はいくらになる?」 入院直後の直筆日記は荒い字で「手の力も入らない」
  9. 小泉純一郎元首相、進次郎&滝クリの第2子“孫抱っこ”でデレデレ笑顔 幸せじいじ姿に「顔が優しすぎ」「お孫さんにメロメロ」
  10. デヴィ夫人、16歳愛孫・キランさんが仏社交界デビュー 母抜かした凛々しい高身長姿に「大人っぽくなりました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「酷すぎる」「不快」 SMAPを連想させるジャンバリ.TVのCMに賛否両論
  2. 会話できる子猫に飼い主が「飲み会行っていい?」と聞くと…… まさかの返しに大反響「ぜったい人間語分かってる」
  3. 実は2台持ち! 伊藤かずえ、シーマじゃない“もう一台の愛車”に驚きの声「知りませんでした」 1年点検時に本人「全然違う光景」
  4. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 西城秀樹さんの20歳長男、「デビュー直前」ショットが注目の的 “めちゃくちゃカッコいい”声と姿が「お父さんの若い頃そっくり」「秀樹が喋ってるみたい」
  7. “危険なもの”が体に巻き付いた野良猫、保護を試みると……? 思わずため息が出る結末に「助けようとしてくれてありがとう」【米】
  8. 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. おつまみの貝ひもを食べてたら…… まさかのお宝発見に「良いことありそう」「すごーい!」の声
  10. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」